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2016.02.14 トーナメント

2016年JPBFプロ3C公式戦シーズン開幕!

第22回東京OPEN

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決勝会場となっている『ビリヤード小林』


2016年JPBFプロ3Cランキング対象試合の開幕戦、『東京オープン』が始まった。 サブタイトルに「オープン戦への挑戦」と掲げて、アマ選手のエントリーフィーの金額を抑えめに設定し直し、参加を促すようになって3年目。今年も事前予選から100名超えを達成。総勢110名がキューを握った。

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韓国から参戦のキム・ヒュンコン


その決勝ラウンドは、2月13日~14日(土―日)に東京・新大久保の『ビリヤード 小林』で行われた。筆者が観たのは13日の大会初日で、56名・30点のシングルトーナメントというフォーマット。今年は韓国プレイヤーの数は少なく、金炯坤(キム・ヒュンコン)ただ一人。しかし、日本の試合への参戦経験があり、韓国のトップ勢の中で揉まれている金はやはり強い。榎本光昭アマ、森陽一郎と連破して大会2日目(ベスト16)に進んでいる。

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ベスト32に勝ち上がった肥田緒里恵


 興味深いトピックとしては、肥田緒里恵西本優子林奈美子という女子プロ3名(JPBF)が事前予選を突破して決勝ラウンドに登場しただけでなく、その1回戦で男子プロ選手に勝って、2日目(ベスト32)に勝ち進んだという事実。ハンデ無しの30点ゲームでこの戦績は特筆すべきこと。2日目で、肥田は小原満、西本は宮下崇生、林奈美子は田名部徳之という強豪と対峙する。迎え討つ側の男子プロとしてはプレッシャーばかりが大きくやりづらい試合かもしれないが、観る側としては純粋に面白い。過去に本大会でベスト8があり、他大会では(男子に混じって)2位入賞もある女傑・肥田を始めとして、この3名がどこまで戦えるのかにも注目したい。

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米山聡はベスト16に進出


 他、初日を観た限りでは小野寺健容戦を10キュー・30-7で制した米山聡や、ビッグプレーこそなかったものの手堅く2勝している界敦康、そして、ベテラン甲斐譲ニとの熱戦を制したプロ3年目の森雄介などが好調に映った。国内トップの一角、船木耕司がインフルエンザで急遽欠場したのが惜しまれるが、有力選手たちの多くがベスト16~ベスト32に顔を揃えている状況だ。

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界敦康も順調に2日目へ


 2日目からは、昨年度覇者シードの新井達雄、2015ランキングシードの梅田竜二、小林英明、田名部徳之という4名のシード選手も登場し、いよいよ役者が揃ったところで大会も大詰めを迎える。栄えある「東京チャンピオン」は誰の手に!? 2016年のランキングレースの展開を占う大事な初戦、ぜひ注視していただきたい。

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ベスト16に進出した森雄介は前年覇者の新井達雄と対戦


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