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2016.01.27 トピックス

ビリヤードの明日へ、実動へ

『ポケットビリヤード普及・活性化実行委員会』の初会合が開催

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寒波の第一波が訪れた1月23日(土)、大阪市の『たかつガーデン』において、『ポケットビリヤード普及・活性化実行委員会』の初会合が行われた。これは既報の通り、『日本プロポケットビリヤード連盟』(JPBA)、『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)、『一般社団法人日本ビリヤード商工連合会』(BCJ)の代表者が一堂に集い、日本ビリヤードの普及・発展に向けて話し合いを持つ場として、昨年2回開催された『ビリヤードサミット』を通じて発足した委員会。

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サミットに引き続き進行役はBCJ会長の矢西靖明氏が務めた


過去2回の『ビリヤードサミット』が、自己紹介や『ポケットビリヤード普及・活性化実行委員会』起ち上げの準備のための話し合いであったと位置付けられたのに対して、今回は委員会を通じたビリヤード普及・活性化の活動を推し進めていくための、具体的な意見交換が始まった、というのが、この場に取材者として入った記者の率直な感想だ。言い換えれば、いよいよ実動に向けた足場が固まりつつあるのではないか、と受け取ることができる。

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JPBAからは岡田將輝、大江明、斉藤健悟(写真左から)の3氏が出席


詳細については、基本的に「これから」の部分が多く、まだ触れるべきではないと思われる。ただ異なる立場から、ビリヤード普及・発展を目的として、本音の部分で意見を交わせる体勢作りに向かっていることは、ビリヤード業界にとって明るいものであることは間違いなく、今後も継続し、前進速度を上げていくことに期待が寄せられる。

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JAPAからは青柳高士、青山俊也、大島知幸(写真左から)の3氏が出席


また委員会はフレキシブルな状態であることも特長であると感じさせた。会議の構成要素や各所との連携についても、そのコンセンサスが揃いつつある段階で、そうした点でも、いよいよ実動のための委員会が機能し始めた段階なのかもしれない。異なる団体が垣根を越えて、新しいアクションを起こす際に水面下で事前の動きがあれば不信感も生みかねないので、理想的なステップを踏んできたのではないか。そう個人的に感じた。

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BCJからは谷崎文保、銘苅朝樹、三木一則(写真左から)の3氏が出席


そして、現時点で同委員会は一番大切なことを共有して歩もうとしている。それは何をテーマにしても「では私達が会として協力できることは何なのか?」を軸にする明確なスタンスが一致している点で、今回も4時間にわたって前向きな意見がかわされた。次回開催は4月の予定だが、同委員会の活動については引き続き、Web CUE'S、そしてCUE'Sでもお伝えしていく予定だ。

Akira TAKATA