WEB CUE'Sトップ > 過去のニュース(2016年) > 関西OP前に見ておきたい、珠玉の3試合!

過去のニュース(2016年)

2016.01.22 トピックス

関西OP前に見ておきたい、珠玉の3試合!

ビリヤードネットTV CBNT

kansai25_tamade.jpg

来週はいよいよ『関西オープン』!


『第27回関西オープン』まであと1週間。この大会は2016年JPBAシーズンの開幕戦ともなるので、非常に注目が集まる。その開催前、過去の関西オープンの名勝負を振り返ってみてはいかがだろうか。今回、ビリヤードネットTV『CBNT』で配信されている関西オープンのカードを厳選して3つご紹介しよう。

08年男子決勝 川端聡vs矢野裕一
kancbnt_kawabata_th.jpg


この1戦はまだ種目がナインボールの頃。9ゲーム先取の交互ブレイクというフォーマットだ。川端聡はこの前年に年間MVPを獲得したばかり。その年が明けての第1戦の関西オープンだ。矢野裕一も前年に2度の優勝でランキング5位となっている。まさに、開幕戦に相応しい好カードが実現した1戦だ。

kancbnt_yano_th.jpg


第1ゲームはまさかの川端の9番ミスからスタート。それを受けて矢野がミスの少ないプレーを見せて先行していく。そして、マスワリの応酬の末にいよいよ8-6と矢野がリーチをかけた。しかし、そう川端がやすやすと勝ちを譲る訳もなく、試合はヒルヒルの大熱戦までもつれていくのであった。この最終ゲームの攻防は必見。

09年女子決勝 福家美幸vs大谷晃央
kancbnt_fuke_th.jpg


こちらは今と変わらずナインボールで、7ゲーム先取の交互ブレイクというフォーマットだ。福家美幸(栗林美幸)は前年に『ジャパンオープン』優勝などで年間6勝という圧倒的な強さを見せていた。一方大谷はファイナル進出も'07年の『全日本選手権』以来という状況で、前年はランキング13位。

kancbnt_otani_th.jpg


この決勝戦はまさに「死闘」。福家は大会3連覇も懸かっていた。大谷は久方ぶりの優勝に手がかかりそうだというところ。必死で戦う二人の姿は見る者を熱くさせる。そして試合の行方はヒルヒルにまで至った。まさかの結末もあるの好ゲームだ。

13年男子決勝 土方隼斗vsアレックス・パグラヤン
13kansai_hijikata_th.jpg


2013年と言えば、ビリヤードファンにとっては記憶に新しい、「ハヤトの年」だ。年間5勝、10年振りのジャパンオープン日本人優勝、初の日本ランキング1位と土方隼斗を語る話題には事欠かない。このファイナル、アレックス・パグラヤンと対峙してシーズン1勝目を果たしたのだった。

13kansai_ok_th.jpg


試合はテンボールの9ゲーム先取、勝者ブレイク。試合はパグラヤンが世界チャンピオンの貫禄を見せつつ先行していく。途中で土方も追いすがるが、先にリーチを許した。それでも決して諦めることなく、最後にはヒルヒルまで至るのがこのゲームだ。両者の技術、熱い試合展開、見所盛りだくさんのビッグゲームである。

logo.jpg

以上、3つの試合を紹介したが1200番組以上を配信するCBNTでは熱い好カードを盛りだくさんで配信中だ。関西オープンを控えた今、ぜひ多くの番組を観てシーズンインへの期待も高めてほしい。