プールの本場アメリカの新シーズン開幕を告げるビッグイベント、『第18回ダービーシティクラシック』が、1月22日〜1月30日までの9日間に渡って、インディアナ州エリザベスの『ホースシューカジノ&ホテル』を会場に開催される。
この大会はアメリカのプールプレイヤーにとって、トーナメントに出場するもよし、トッププレイヤーのハイレベルな戦いを観戦するもよし、さらにアメリカ全土から集ったプレイヤー達とキューを交えるもよしという、まさに何でもありの「プールフェスティバル」として人気を誇っているイベントだ。
ダービーシティでは観戦とプレーが心ゆくまで楽しめる
その中で大会期間中のメインとなっているのは、アメリカ国内だけでなく海外からもトッププレイヤーが参戦し「マスター・オブ・ザ・テーブル」のタイトルをかけて争われる3種目のトーナメント。ナインボールバンク、ワンポケット、ナインボールでそれぞれのチャンピオンを決めると同時に、この3種目の総合成績で、究極のオールラウンドプレイヤーを決めるというものだ。
昨年「マスター・オブ・ザ・テーブル」の称号を手にしたアレックス・パグラヤン
(フィリピン)といったスーパースター達の名前がずらりと並ぶ。言うならば「マスター・オブ・ザ・テーブル」は、真の実力を持つ世界最強プレイヤーにだけ与えられる、スーパースター達にとっても栄誉あるタイトルなのだ。
シェーン・バン・ボーニングも2度このタイトルを手にしている
その他にも大会期間中は、招待選手16名が通常の9フィートテーブルよりも一回り大きな10フィートのプールテーブルで、テンボールを種目にチャンピオンを決める『ビッグフットテンボールチャレンジ』や14-1でハイランを競う『ストレートプールチャレンジ』など様々なゲームのイベントが行われる。ちなみに今年のテンボールチャレンジには昨年、テンボール、ナインボールの世界選手権で2冠を達成した柯秉逸(台湾)も出場予定だ。
大会は明日、ナインボールバンクを皮切りに、24日からワンポケット、27日からナインボールがスタートし、最終日の30日に行われるナインボール決勝の結果によって、今年の「マスター・オブ・ザ・テーブル」が決定することとなっている。