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JPA Tri Cup for Fall 2015

「風林開催」最後のTri Cup

2016年最初のJPAの大きな大会、『JPA Tri Cup for Fall 2015』が1月10日(日)に東京都新宿区の『風林ビリヤード』にて開催された。今大会は'15年秋セッションの関東の各ディビジョンチャンピオンが集まり、シーズンチャンピオンの座を争う大会である。

ナインボール優勝：Tight Luck

ナインボール準優勝：スナックマコーン

この日はTri CupやKTCを始め、JPAの大きなトーナメントを数多く開催してきた風林ビリヤードの最後の営業日だった。ホームにするチームも多く、関東のJPAプレイヤーにとっては非常になじみ深いビリヤード場であるため惜しむ声が数多く聞かれ、出場者以外も「最後だから」と来店する姿も見られた。

ナインボールの部は26チームが参戦し、シングル・イリミネーショントーナメントにて行われた。その中で決勝戦まで勝ち上がったのが慶應大学のビリヤードサークルのメンバーでチームが組まれた『Tight Luck』(風林ビリヤード)と東京随一のトップアマである持永隼史が率いる『スナックマコーン』(ミスタースポーツマン学芸大学)。最後のゲームにまでもつれる接戦となったこの対戦をTight Luckが制して優勝を決めた。

エイトボール優勝：学撞

エイトボール準優勝：Black Bunny

エイトボールの部は6チームがエントリー。こちらは『学撞』と『Black Bunny』の風林ビリヤードをホームとする2チームのファイナルとなった。エイトボールファイナルも、最後の1戦、1球まで勝負の行方が分からない緊張感あるゲームに。そして最後は学撞がゲームボールをポケットし、優勝を果たした。

なんとファイナルに進出した4チームのうち3チームが風林ビリヤードをホームとするチームで、しかもともに優勝チームとなるという結果に。風林最後の日に見事に華を添えた。

多くの東京のプレイヤーに親しまれた風林ビリヤードが閉店となった

Tri Cupにて終わりを告げた秋セッションの次はいよいよ、夏から続いたシーズンの締め括りである春セッションである。今週から多くのディビジョンでスタートしている。今年のラスベガスのチケットを獲得するのは果たしてどのチームになるのだろうか。

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