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過去のニュース(2016年)

2016.01.11 トピックス

2016年もアマチュア戦線が面白い!

JAPA主催大会前半戦スケジュール

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全国タイトル戦は『球聖戦』からスタート


ナインボールの『球聖戦』やローテーションで争う『名人戦』といった個人タイトル戦、トップアマから中級プレイヤーまでが集う全国規模のビリヤードトーナメント、さらには各都道府県代表の選手達が団体戦で日本一を目指す『全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会』など、数多くの競技大会を主催する『日本アマチュアポケットビリヤード連盟』(JAPA)。今年もまた球聖戦を皮切りにJAPAの新たなシーズンがスタートしようとしている。

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総勢304名が出場した昨年11月開催の『第63回全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会』


その主役はもちろん、競技スポーツとして真摯にビリヤードに取り組んでいる日本全国のアマチュアプレイヤー達。彼ら彼女らはそれぞれの目標を胸に、日々仲間やライバル達とともにビリヤードで競い、ビリヤードを楽しんでいる。ここではその中でも日本のトップレベルのプレイヤー達が争うタイトル戦を中心にしてJAPAの今シーズン前半を概観してみたい。

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第24期球聖の大坪和史


まず、広島の誇るトップアマである大坪和史が『第24期球聖位』の座に就いている『第25期球聖戦』は、来月の7日から各地の予選が本格スタート。同時に『第7期女流球聖位』にある佐原弘子(千葉)が3期連続防衛中の『第8期女流球聖戦』の関西地区予選も始まる。

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第7期女流球聖の佐原弘子

それぞれに何段階かの予選を戦った後、女流球聖戦は4月16日〜17日の2日間で、佐原への挑戦権をかけて東日本と西日本の代表が対決する『挑戦者決定戦』と、その勝者が佐原に挑む『女流球聖位決定戦』でクライマックスを迎える。球聖戦はその2週間後、4月30日〜5月1日の日程で挑戦者決定戦と球聖位決定戦が戦われる。大坪、佐原ともに最強との呼び声も高い選手だが、男女ともにこの2人を倒すべく牙を研ぐ強者は多数。今年の戦いも注目だ。

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JAPAの前半戦ハイライトは都道府県対抗戦


5月21日〜22日にかけて、アマチュアプレイヤー達が大きな目標の一つにしている『公益法人日本ビリヤード協会』(NBA)主催の『全日本アマチュアナインボール選手権大会』(通称アマナイン)を挟んで、5月28日〜29日の2日間に渡って、年に一度の『撞球甲子園』として今年で52回目を数える『全日本都道府県対抗ポケットビリヤード選手権大会』(通称都道府県対抗)が開催される。

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昨年初優勝を果たした徳島チーム


各都道府県が5名で1チームを編成して戦う、アマチュア公式戦で唯一の団体戦であることからも、この舞台へに立つ事と仲間達と勝ち取る勝利を最大の目標としているプレイヤーも多いこの大会。もちろん選手達は懸命に勝利を目指して戦うが、和歌山県の『ビッグホエール特設会場』は開催期間中、日本全国のアマチュアプレイヤー達の良き交流の場となっているのも大きな特徴だ。昨年は徳島チームが兵庫チームを破って初優勝を遂げたが、今年もまた、30台以上のテーブルが整然と並ぶ会場では激戦が展開され、幾多のドラマが生み出されることだろう。

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今年もまたアマチュアプレイヤー達の熱き戦いが始まる


この他にも、プレーレベルに関係なく、全身全霊をかけてテーブル上の一球に向かうアマチュアプレイヤー達が競う大会は、各地区や都道府県単位でも多数行われる。Web CUE'S、そしてCUE'Sでは今年も引き続き、そんな熱い大会やプレイヤー達の姿を紹介していく(JAPAに関する主な大会スケジュールはコチラ)。