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2016 World Chinese 8-Ball Masters

日本からは大井直幸(写真)と土方隼斗が参戦

本日より中国・秦皇島市にて『2015 World Chinese 8-Ball Masters』が開催されている。競技は昨年より日本でも目にする機会が増えた中国式エイトボール。スヌーカースタイルの9フィートテーブルでポケットビリヤード用のボールを用いてエイトボールを行う、中国においてスヌーカーと並んで人気を集めるキュースポーツだ。

シェーン・バン・ボーニングなどプール界のワールドプレイヤーも多数参戦

今大会は中国選手が32名、国外選手が32名の合計64名で争われる。現在は13ゲーム先取のダブル・イリミネーションの予選が進行しているところ。国外選手の出場者を見るとシェーン・バン・ボーニング(アメリカ)やトーステン・ホーマン(ドイツ)、アレックス・パグラヤン(カナダ)、カルロ・ビアド(フィリピン)など世界トップクラスのポケットプレイヤー達の名が並ぶ。

さらに、イングリッシュエイトボールやスヌーカーのプレイヤー達もエントリー。従来の競技の枠組みを越えたメンツが揃う、豪華な大会だ。加えて優勝賞金も30万元(約550万円)と、プール界から見るとかなり目を引く額。

土方は勝者1回戦を勝利。初参戦で結果を残せるか

日本からの参戦者は昨年も出場している大井直幸、今回が中国式エイトボールの国際大会初参戦となる土方隼斗の2名。予選から過酷な試合の連続となることが予想されるが、ともに日本のビリヤード界のトップ選手であるだけに、活躍を期待したい。

大会は本日より、10日(日)まで続くスケジュールとなっている。このビッグトーナメント、ポケットなどの他競技のスター達が優勝をさらうのか、昨年優勝者の楊帆を筆頭とした中国勢がタイトルを守るのか、大会の行方が楽しみだ。