ファンミーティングin京都
ファンと女子プロ総勢50名以上が集った
JPBA公認の女子プロファンクラブ『Q-CLUB(キュークラブ)』。同会の活動も3年目に入り、認知度を上げながら、その動きもさらに活発になってきた。今回はキュークラブ主催で先日開かれた『ファンミーティング in 関西2015』の模様をお届けする。そこには女子プロを取り巻く環境の変化も確実に見て取ることができた。
『全日本女子プロツアー第2戦』の予選が開催された12月12日の土曜日夜。この大会の主会場である『プールブロウ』(京都市右京区)において、前述のファンミーティングが開催された。翌日にツアー決勝日を控えていることもあり、2時間弱のひとときであったが、ファンとプロを中心に総勢50名を超える人達が、忘年会的な時間を楽しく過ごした。
ファンミーティングはカジュアルなパーティスタイルで開催
昨年末に東京で開いたイベントとは異なり、「気軽に参加できる忘年会的な会」(今回のイベントの準備・進行にあたったキュークラブ副会長・飯村潤氏)ということで、ファンと女子プロが飲食をともにしながら交流を深める主旨だった今回のイベント。まず出席者数で女子プロの数がファンを上回っているという点でかなり贅沢な状況。コミュニケーション力が高いプロが多いため、1人で参加した方でも存分に交流を計れるような配慮も随所でなされていた。また、開催店は料理が人気とあって、ビュッフェスタイルの食事も好評を博していた。
参加者の全てが女子プロとの交流を楽しんだ
そしてもっとも盛り上がったのが協賛各社から提供されたグッズの抽選会。これは全参加者が満面の笑みを浮かべる充実した内容で、これだけで十分に元が取れたのではないかと感じさせるほど豪華なものだった。また自ら率先して進行役を務めた
中島美秀プロをはじめ、多くのプロが抽選に参加して、ここでもファンと楽しい時間を作り上げていた。
またこの席で『キュークラブアワード』の表彰も行われた。これは女子プロ業界への貢献やファンへの影響度を重視して同会独自に選考するもので、昨年の第1回は
梶谷景美プロが受賞している。今年はプロツアーを2戦とも開催に関与して貢献した
光岡純子プロが受賞。また今年度は新たに『ベストファイター賞』も設けられ、こちらはジャパンープン優勝、全日本選手権準優勝、世界選手権4位などの戦績から
河原千尋プロが受賞した。
光岡純子プロが今年の『キュークラブアワード』を受賞
楽しい時間はあっという間に過ぎて、ファンもプロ達も笑顔で会場を後にした。司会に進行に奔走した飯村氏は、「ファンの皆さん、協賛してくださった各社様、そして女子プロの皆さんのお陰で成功と呼べる形になったと思います」と盛会に胸をなでおろした様子。そして「来年以降は、会員の方がよりプレミア感を感じてもらえるイベントの開催を目指します」とさらなる発展へ意欲を見せていた。
今回も参加者が「楽しかった」「来てよかった」と口を揃えた人気ぶり。女子プロを応援しつつ、大満足のイベントにも参加できる同会。未入会の方は来年の参加を検討してみてはいかがだろう? 大会の入場料も無料になるので、かなりお得であることは間違いなし!
キュークラブFacebookページ
Akira TAKATA(写真提供:Q-CLUB)