プロショップ・セントラルでは、カスタムオーダーを受付
ラス・エスピリチュ氏。昨年行われたビリヤードALICE(東京・本羽田)の展示即売会にて(写真/ビリヤードALICE)
12月15日(火)、アメリカンカスタム『Espiritu』キューの製作者、ラス・エスピリチュ氏が来日する。滞在期間は、21日(月)までの1週間。この期間、エスピリチュ氏は、20年以上の付き合いのある西澤輝明氏が代表を務める東京・大久保のビリヤード用品店『プロショップ・セントラル』で新作キューなどの販売を行う。
セントラルのスペシャルオーダーによるEspirituキュー
Espirituキューは、手頃な価格帯のものから、厳選された材料と繊細なデザインを施した超高級カスタムまでを幅広く製作。伝統的な「剣ハギ」をベースにしながら、独自のデザインとプレーアビリティを追求していったことで人気を得て、日本でも多くのプレイヤーに知られている存在だ。
キューの図面、イメージに近いキューの写真などを持参すると、話しもスムーズ
エスピリチュ氏来日の主目的は自身が作ったキューのセールスにあるが、それ以外にも、プロショップ・セントラルにて本人と対面し、通訳を介して自分だけのカスタムオーダーも受け付けてくれるという。使用する銘木からデザイン、プレイヤーの好みに合わせたキューの重さやバランスポイントといった細部に至るまで、エスピリチュ氏と打ち合わせることが可能。西澤氏によると、毎年、エスピリチュ氏の来日の際には、このカスタムオーダーが好評なのだとか。
写真はプロショップ・セントラルが揃える『Espiritu-L-BU』
インターネット発達により、海外へのオーダーもしやすくはなっているが、やはり「細部まで詰める」となると、実際に製作者本人に会って、希望を直接伝えることが最良の方法。そのための「米国までの旅費がかからない」と考えれば、相当額の割引と言える。
また、プロショップ・セントラルでは、同店がエスピリチュ氏にスペシャルオーダーしたモデルを多数取り揃えている。どれも、「これぞエスピリチュ」という洗練されたデザインがラインナップ。上記の期間内にお店を訪れれば、それぞれについての話も聞くことができるだろう。
写真はプロショップ・セントラルが揃える『Espiritu-I』
プロショップ・セントラルは大久保駅(JR総武線)から徒歩2〜3分、新大久保駅(JR山手線)から徒歩5分ほどの位置。キューの買い替えを検討している人も、初めての一本を探している人も、この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。