Jerry Mcworter Japan Tour 2015
今年も"ミュージシャン"・マクウォーターのライブが観られる
オリジナリティ溢れる繊細なデザインと、高いプレーアビリティで人気の『McWorter Cues』。先週末に作者、ジェリー・マクウォーター氏の来日情報を伝えたが、そこでも少し触れさせてもらったミュージシャンとして活動する彼にもぜひ注目してほしい。
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マクウォーター氏は、アメリカではキュー職人以外にドラマー/ヴォーカリストとしての顔がある。その活動も長く、現在のロックの源ともなっているアメリカのルーツミュージックやR&Bのライブを数多く主催すると同時に、自らのバンド『Hot Roux』を率いてライブを行ってきた。
マクウォーターのドラムも歌も、とにかくカッコいい
オールドロックンロール、ブルース、カントリーのテイストが融合した古き良きアメリカンサウンドを奏で、過去には伝説のギタリストの一人であるアルバート・リーとも競演するなど、筋金入りの実力派。前年に続いてのライブツアーは、12月2日、4日、5日の3日間、都内のライブハウスで開催される。既報の通り、ライブハウス会場でも演奏前後で、今回アメリカから販売のために持参した最新作のキューを見ることが可能。
アメリカから持ってきた最新作の4本
2日の『Rooster Northside』(東京・荻窪)と4日の『Live House PAPPY'S』(東京・錦糸町)ライブでは、マクウォーター氏によるドラムクリニックも同時に開催される。これは前回のツアーではなかった催しで、現役のプロドラマーに技術的なことを直接質問(日本語でOK)し、回答は本人が演奏して見せてくれるそうだ。
サポートメンバーには、昨年に続き『U.K.Corporation』代表の大原秀夫氏(ベース)
ライブはマクウォーター氏をメインにして、日替わりでスペシャルゲストも登場する。ツアーのサポートメンバーとしては、『U.K.Corporation』代表の大原秀夫氏がベースを担当。カスタムキュー・コレクターとしても知られる大原氏もまた、1980年代から活動を続けるベーシスト/ヴォーカリストなのだ。
昨年のRooster Northside(東京・荻窪)でのライブ
編集部は昨年の1公演を取材させてもらったが、感想は率直に「カッコいい」だ。門外漢につき、専門的な内容については割愛させてもらうものの、とにかく素敵な歌声とスティック捌きに見・聴き惚れてしまった次第。来場者とのフランクなコミュニケーションや紳士的な応対も、正にプロミュージシャンのそれだったのだと思う。キューに興味がある人も音楽好きな人も、はたまたどっちも好き、という人までが楽しめるライブとなるだろう。
■Jerry McWorter Japan Tour 2015
12/2 Rooster Northside(東京・荻窪) 20:00~
12/4 Live House PAPPY'S(東京・錦糸町) 19:30~
12/5 Bright Brown(東京・中野) 20:30~
*チャージなどの詳細は、各店にお問い合わせ下さい