フレクシェカップ2015
12月5日~6日、『クイーンズスクエア横浜』特設会場でプレーすることが許されるのは24名のみ。『フレクシェカップ2015』の本戦出場枠を巡る事前予選がヒートアップしてきている。
11月22日に『全国店舗代表決定戦』、翌23日には『神奈川予選』が行われた横浜の『ハイランド』
先に述べておくと、本戦出場24名中12名は予選なしのシード選手だ。JPBA2015男子ランキングから上位8名、同女子ランキングから上位2名、そして、本大会のタイトルスポンサーである株式会社フレクシェが決定するシード枠が2名分ある。この辺り、整理して後述しよう。
そして、たびたび「予選」と言ってきているのは、残る12枠を巡る戦いのことで、本稿の時点で、大半の予選が終わり、残す一つが今週末(29日・日)に行われる。
『全国店舗代表決定戦』に出場した8名
筆者は、22日(日)に横浜『ハイランド』で行われた『全国店舗代表決定戦』を観戦した。東北・千葉・埼玉・東京・神奈川・東海・関西・九州という8ヶ所の予選を通過してきた8名が一堂に会し、2名に絞りこまれる。得失点差にまで気を使う緊張感溢れるリーグ戦と決定戦の結果、関西予選「第三の男」
斎藤慎太郎と、8名中唯一のアマチュア、丸岡良輔が、晴れて予選通過第一号・二号プレイヤーとなった。2人とも本戦は初。
斎藤は関西予選で3位だったのだが、1位の
川端聡と2位の
田中雅明がランキングシードで枠を獲得したため、全国店舗代表決定戦に出る資格が斎藤まで巡ってきた。その好機を活かしてクイーンズスクエア横浜まで辿り着いたのだから、お見事と言うほかない。丸岡アマも並み居る強豪プロ達を連覇しての権利獲得。プロ入りの意志を持つ丸岡、トッププロが集う本戦でどこまでのプレーができるか注目したい。
見事予選を通過した斎藤慎太郎(左)と丸岡良輔
翌日、23日(祝)には、横浜『ハイランド』で『神奈川予選』が、大阪『タツミ』で『大阪予選』が行われた。これはいわゆる「一発予選」と言われるもので、勝てば即クイーンズスクエア横浜行きが決まる。丸一日に及ぶ熱戦の結果、神奈川予選は
虻川修と
鈴木清司が通過し、大阪予選では
杉原匡と
高木悠次が権利を得た。このプロ4名も本戦は初となる。
さらに今週末29日(日)には、東京『ビリヤード・ロサ』で『東京最終予選』が行われる。ここの通過枠は「6」。文字通りクイーンズスクエア横浜行きの最後のチャンスのため、厳しい戦いになることが予想される。この最終予選の6名が決まった時、「至高のナインボール」イベント、フレクシェカップ2015のキャストが出揃う。クリスマスムード高まるみなとみらい横浜で、2015年最も華やかでアツいナインボールイベントが始まる。
●フレクシェカップ2015出場選手
JPBA2015男子最終ランキングより上位8名:
大井直幸、
羅立文(前回優勝)、
栗林達、
竹中寛、
土方隼斗、
赤狩山幸男、田中雅明、川端聡
JPBA2015女子11月度ランキングより上位2名:
河原千尋、
栗林美幸(2位の
梶谷景美が出場辞退につき繰り上がり)
全国店舗代表決定戦より2名:
斎藤慎太郎、丸岡良輔アマ
神奈川予選より2名:
虻川修、鈴木清司
大阪予選より2名:
杉原匡、高木悠次
ここまでで18名確定。
11/29の『東京最終予選』で残り6名が決定
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