BillicceR Kanto area Cup
サッカーの達人 vs ビリヤードの達人
11月14日(土)、東京都港区の『東京タワー』のすぐ側にある『東京タワーメディアセンター』にて、ビリヤードとサッカーが融合した新スポーツ『ビリッカー』の関東大会・『BillicceR Kanto area Cup』が開催された。2月には、関西大会も開催される予定となっており、3月にはそれぞれを勝ち上がったチームによる全国大会が開かれる模様。
この日は午前からまず6つのリーグ戦が行われ、その後に決勝リーグという日程が組まれていたが、既報の通り、そのリーグ戦と決勝リーグの間に『サッカーの達人 vs ビリヤードの達人』というエキシビションマッチが用意されていた。
JPBAから高野智央と早川英房が出場
出場したのは、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)から高野智央と早川英房。過去に2人とも熱心にサッカーに取り組んでいた時期があり、そのあたりも見込まれての人選だった。対するは、ビリッカー大使を務めるフリースタイルフットボール集団『球舞 CUBE』のMarco.さんとYutaroさん。
球舞はビリッカー大使を務めるだけあり、ボールの扱いにもなれている
試合は、MCがプレーごとに各チームにマイクを向け、狙いや感想を聞きながら進んでいく。「ビリヤードではこういう場合、どうやって狙うのでしょうか?」という問いに、専門家としてセーフティの説明や、空クッションを説明するなど、テーブル上の考え方をレクチャーするJPBAチーム。ギャラリーはサッカーやフットサルの愛好家が多いようで、「なるほど」といった様子で耳を傾けていた。
ジャンプショットにチャレンジする高野
肝心の試合(種目はナインボール)はというと、序盤、球舞が的球を減らしていったのに対して、JPBAチームは手球を思うようにコントロールできずに苦しむ。慣れていないが故の、いわゆる「ドそっぽ」なショットもちらほら。
ゲームボールを前に五郎丸ポーズを披露する早川
しかし、残り2球で8番ボールを球舞が穴前に残し、JPBAチームが絶好のチャンスを迎える。キッカーは早川。8番をあっさり沈めると、9番ボールを前に今話題の「五郎丸ポーズ」を披露し、ギャラリーを沸かす。後の談話によると早川は、前日から五郎丸ポーズで魅せる構想を描いていたとのこと。
肝心の9番ボールは果たして!?
そして、ラグビー界の人気者にあやかって、集中力を高めてから9番ボールをコーナーを狙ったショットは、横をかすめてまさかのノーヒット......かと思われたが、意図しない空クッションとなってゲームボールはサイドポケットへ。JPBAチームが劇的(?)な勝利を飾ることになった。
試合は1ゲームのみで終了となり、高野・早川揃って「もう何ゲームかやりたかった」というハマり様。『日本ビリッカー協会』では、今後とも競技の普及に努めるとのことなので、これからますますプレーできる機会は増えていくものと予想される。その機会に恵まれた際には、ぜひ実際にプレーしてみてはいかがだろうか?
詳しい情報は公式ホームページで
billiccer.jp/
サッカーの達人 VS ビリヤードの達人結果はいかに!?
Posted by 日本billiccer【ビリッカー】協会 on 2015年11月14日