第48回全日本選手権
本日から女子も開幕し、いよいよ全日本本番(写真は工藤孝代)
11月11日(水)から本戦(ステージ2)がスタートした全日本選手権は、今日13日からいよいよ女子の部がスタート。レディースの華やかなコスチュームも手伝って、トーナメントも本格的に盛り上がり、お祭りムードに突入した。
ディフェンディングチャンピオン(ファロン)喰いの北谷好宏
昨日で男子のステージ2は終了。主な外国人選手はシェーン・バン・ボーニング(アメリカ)やアレックス・パグラヤン(カナダ)、張栄麟や楊清順、そして張玉龍(全て台湾)ら世界の一流どころはほぼ全員が順当に通過し、エフレン・レイズとフランシスコ・ブスタマンテのフィリピン2大レジェンドも無傷の決勝ラウンド進出して会場を訪れたファンを喜ばせている。
SVBを取り囲むブスタマンテ、パグラヤンらフィリピン系の面々
一方、昨年の本大会で優勝して一躍名を馳せたレイモンド・ファロン(フィリピン)は、初戦でアマチュアの酒井大輔に敗れて敗者側にまわると、敗者最終で選手権にめっぽう強い北谷好宏の前にあと一歩及ばず終了となった。なお、中国から参戦の呉珈慶やラルフ・スーケー&トーステン・ホーマンのドイツコンビ、そしてミカ・イモネン(フィンランド)とお馴染みの顔も揃ってベスト64へ進んでいる。なお佐藤正行に敗れたため敗者側から残ったホーマンが、抽選でイモネンの隣を引くという珍しい事態も起こっている。
隼斗、敗者側から64強入りstyle
そして日本勢は大井直幸、栗林達、赤狩山幸男、川端聡、羅立文といった面々が勝者側から残っており、杉原匡もジェフリー・イグナシオ(フィリピン)を倒して勝ち上がりを決めている。また土方隼斗、田中雅明、塙圭介、福本宇太郎らも、敗者側にまわったものの、しっかりと残ってファンを安心させた。彼らには昨日涙をのんだ国内有力どころの竹中寛、浦岡隆志、吉岡正登、嶋野聖大、青木亮二らの分までぜひ暴れて欲しいところ。
イモネン、ベスト64ではホーマンと激突
またJPBAのルーキーである49期生もステージ1から出場して健闘を見せている。和田敏幸が無敗のまま、坂本晃一と能勢勇作が敗者側から、それぞれプロとして初の全日本選手権で決勝シングルへ見事に進出。どこまで階段を登るのかに注目したい。それでは今日もCUE'Sは2人体勢で会場内でプレイヤー雄姿をカメラに収めてゆくので、ぜひ写真もお楽しみください。
全日本選手権PHOTOアルバム→
All Japan Championship 2015 【Day3】
All Japan Championship 2015 【Day2】
All Japan Championship 2015
秋のビッグイベントも残すところあと3日。国内最高峰の大会がついに色付き始めた。
Akira TAKATA