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過去のニュース(2015年)

2015.11.15 トーナメント

全日本選手権者の栄冠は誰の手に!? いよいよクライマックス!!

第48回全日本選手権

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男子の部では、羅立文がJPBA勢として唯一ベスト8に勝ち残った


『第48回全日本選手権大会』は男女ともにベスト16の戦いが終了し、いよいよ最終日を迎える。男子の部は残るJPBA勢はわずか1名、羅立文だ。昨日の羅はベスト32で2度世界を制した台湾レジェンドの1人である趙豊邦を11-7で破ると、ベスト16で劉海濤(中国)に先にリーチをかけられてからの逆転勝ち。昨年を越えて自身の全日本選手権での最高位にまで付けた(大会4日目のフォトギャラリーはコチラから)。

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ベスト16戦では劉海濤に逆転勝利


他の日本の選手達はというと、酒井大輔アマ、和田敏幸、土方隼斗北谷好宏川端聡がベスト16に駒を進めたものの海外選手達がその行く手を阻んだ。いずれの選手も日本人選手の粘りを見せて会場の注目を集めていたものの、最後には一歩及ばず。やはり、ワールドクラスの壁は非常に高かった。

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ベスト8戦、羅の相手はヨハン・チュア


羅のベスト8の相手はフィリピンのヨハン・チュア。チュアはラルフ・スーケー(ドイツ)、和田と破っている。熱い戦いとなることは間違いないだろう。他の名前を残している選手もどれもワールドクラス。フランシスコ・ブスタマンテ(フィリピン)にシェーン・バン・ボーニング(アメリカ)、郭柏成(台湾)にロナート・アルカノ(フィリピン)とワールドチャンピオン級ばかりだ。

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ブスタマンテは2002年、2009年に続く3度目の優勝を狙う


ブスタマンテは3度目の優勝がかかっているが、他の選手はいずれも優勝すれば初となる。これだけハイレベルなベスト8、ビリヤードファン、プレイヤー必見の好カードが続出となることは間違いないだろう。

一方女子のベスト8は日本6、韓国2となる。実力あるプレイヤー達が着実に駒を進めた。日本女子の大エースにして大会の大本命の1人、河原千尋も勝者最終で藤井寛美に敗れたものの敗者側からきっちり上がり、ベスト16では'09年には『ジャパンオープン』も制している台湾の陳禾耘を破ってのベスト8入り。

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河原千尋は全日本初制覇に向け、ベスト8で梶谷景美と対戦


その河原の次の対戦相手が不動の女王、梶谷景美。なんと一昨年のファイナルと同カードの対戦となっており、注目の1戦となることは間違いない。他の日本勢は李佳とのヒルヒル対決を制した曽根恭子、'94年に全日本選手権者となっている高木まき子などやはり優勝候補が名を連ねる。

対する韓国選手はキム・ガヨンとパク・ユンジでいずれも実力は充分なのはやはり明らか。ベスト8はこの2名での対戦となっており、ベスト4が現在の日韓比そのままに日本3、韓国1となるところまでは確定している。全日本選手権史上、女子の部での日本人優勝者は梶谷、高木の他には原田恵美子しかいない。4人目の日本女子選手権者がでるのか、注目したいところ。

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現WPAランキング1位のキム・ガヨンも全日本初制覇を射程圏に捉えている


さて、本日は10時より始まる男女ベスト8を皮切りに、怒濤の3回転で大会はクライマックスへと進行していく。いずれのテーブルでも至高のカードが組まれることは必至。目撃するべし。会場は阪神尼崎駅を最寄りとする『あましんアルカイックホール・オクト』。当日券も出ており、今から出発すれば北海道からでも、沖縄からでも16時からスタートするファイナルには間に合うはず。

【男女ベスト8】10時開始
Francisco Bustamante(PHI) vs Shane Van Boening(USA)
Johann Chua(PHI) vs Lo Liwen(JPBA)
Kuo Po Cheng(TPE) vs Ronato Alcano(PHI)
Ricky Yang(Indonesia) vs Han Hao Xiang(China)

Maki Kimura(JPBA) vs Kyoko Sone(JPBA)
Park Eunji(Korea) vs Kim Ga Young(Korea)
Keiko Yukawa(JPBA) vs Makiko Takagi(JPBA)
Akimi Kajitani(JPBA) vs Chihiro Kawahara(JPBA)