いよいよ本日より男子テンボールの部、ステージ2がスタート!
遂に今年も伝統の一戦、『全日本選手権』が始まった。舞台はお馴染みの『あましんアルカイックホール・オクト』特設会場(兵庫県尼崎市)。アリーナにはブランズウィックテーブルがずらり16台。その台上では今年で採用2年目となる「サイクロップボール」が真新しい輝きを放っている。
今日11日は、本戦(ステージ2)の初日。朝からグループラウンドの戦いが進行している。128名を32名に絞るステージで、フォーマットはテンボールの9ゲーム先取。今年もワールドクラスの外国選手が多数参戦。日本vs海外の構図で本大会をご覧になっている読者も少なくないと思うが、今年は早速、日本選手が奮闘を見せた。ステージ1から勝ち上がってきた関東トップアマの酒井大輔選手が、ディフェンディングチャンピオンのレイモンド・ファロン(フィリピン)に9-4の快勝。本人は「ラッキーでした」と謙遜していたが、実に堂々たる戦いぶりだった。
世界選手権やUSオープンと比べても全く見劣りしないフィールドと言ってよいだろう。トッププロたちのテンボールのブレイクやランアウトなど技術的な面を参考にしたいファンにとっても本大会の価値はとても高い。
多くの選手が一つの目標として掲げる"決勝トーナメント(ベスト32)入り"を実現するのは誰なのか。そして、日曜日に勝利の凱歌を上げるのは? 例年通りライブストリーミングもあるが、そちらで見られるテーブルは一つだけ。同時進行で行われる16カードを堪能するには会場に足を運んでいただくしかない。アルカイックホールは阪神尼崎駅から5分ほど。関西にお住まいの方にはぜひライブ観戦をおすすめしたい。なお、女子の部の戦いは13日(金)から。アリーナが一気に華やいだ雰囲気になるので、週末の観戦もおすすめだ。
会場のアルカイックホールではこれから週末にかけて最高峰の戦いが繰り広げられる