ビリヤードウェブキューズは『CUE'S』誌が運営する総合情報サイトです

第1回KANSAI 14-1

12月13日(日)に14-1を種目としたアマチュア公式戦、『第1回KANSAI 14-1』が開催されることになった。日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)の関西支部が主催・主管となっており、会場は大阪府大阪市西成区の『玉出ビリヤードACE』だ。試合のフォーマットは予選がダブル・イリミネーションの50点先取、決勝がシングル・イリミネーションの60点先取となっている。

かつてはローテーション、ナインボールと並ぶポケットビリヤード必修科目であった14-1だが、種目として採用している大会の少なさが起因してだろうか、今ではAクラスプレイヤーでも「ほとんどプレーしたことがない」というのもよく聞く話。

9月に開催された『2nd 14.1 Summit in TOKYO』の参加者達

その一方で、各地の『14-1研究会』の復活や、新たな試みとしてWeb CUE'Sでもリポートした『14.1 Summit』の開催などもあり、14-1愛好家達の活動や交流は活発になりつつある。そしてそれに伴い、新たな14-1プレイヤーも獲得しているようだ。

今回の新大会の創設は14-1を特集した『CUE'S9月号』でお伝えした通り、JAPAが「多数のアマチュアプレイヤーからの強い要望を受けて」の動き。やはり、14-1の盛り上がりの気運は高まりつつある。これをまた一つのきっかけとして、14-1がナインボールやテンボールと並んで今後のポケットビリヤード界のメイン種目の1つへと返り咲くこともあるかもしれない。

大会の最大定員は64名となっており、エントリーは先着順だ。アマチュアプレイヤーなら誰でもエントリーができる。日頃、14-1愛好家仲間が少なく、同じ相手とばかり、あるいは1人で14-1をプレーするばかりというプレイヤーも多いことだろう。今回の大会は日頃の練習の成果を発揮する場として最高の舞台になってくれるのではないだろうか。

あるいは、今までほとんど14-1をプレーすることがなかったプレイヤーにとっても新たに真剣に取り組む、良い機会にもなる。そういったプレイヤーには先述のCUE'S9月号や、高橋邦彦プロが14-1を解説するこちらの番組がその手助けにもなるはずだ。

大会参加申込書PDF