2015年女子ナインボール世界選手権
梶谷景美、勝者最終で周婕妤と激突!!
5日(木)、中国・桂林で開催されている女子ナインボール世界選手権のステージ2が始まった。まずは、昨日まで行われていたステージ1から参戦している夕川景子、野内麻聖美の結果についてだが、各選手に3日間で3度のチャンスがあった同ステージで、夕川が最終日にステージ2進出の権利をゲット。野内は惜しくも敗退となった。
ステージ1を突破の夕川、初戦も勝利
ステージ2は、全64名の選手が各8名の8組に振り分けられ、7ゲーム先取、交互ブレイクによるダブル・イリミネーションのグループラウンドを戦う。そこで勝者側と敗者側から各2名、計32名のステージ2・ファイナルラウンド通過者を選出。そこからは決勝シングルに突入し、今年のチャンピオンを決定する。
夕川がプラスされ、ステージ2に挑むに日本女子はシードを受けていた梶谷景美、河原千尋、曽根恭子と合わせて4人となったが、ここからは他の出場選手のレベルがさらに上がり、世界選手権の名前が示す通りワールド・トッププロがひしめく激戦となる。
河原、若手のコジャエバ(ベルギー)に勝利
ステージ2出場日本人選手のトップバッターとして登場した曽根と夕川。2010年の同大会覇者・付小芳(中国)に4-7で屈した曽根は、敗者側へ回ることになった。敗者1回戦ではカナダのナタリー・シャボーが相手に決まっている。一方、夕川はベネズエラのカルリン・サンチェスに7-4で勝利し、勝者最終で本大会4度優勝のアリソン・フィッシャー(イギリス)に挑む。
続いて登場した梶谷は、こちらもベネズエラのヨハナ・エスピノーサと対戦して7-2の快勝を納め、勝者最終では全日本など国内の大会でも度々ぶつかっている周婕妤(台湾)との一戦に臨む。日本勢の最後に登場した河原は、2012年の女子世界ジュニアの優勝者のカミラ・コジャエバ(ベルギー)に7-4で勝利。勝者最終の相手はフィリピンのアイリス・ラノーラとなった。
曽根は裏街道から決勝シングルを目指す
河原の勝者最終を除き、3選手の2試合目は本日の5日中に行われる予定。果たしてステージ2・ファイナルラウンドに進むことができるだろうか。そして、いわゆる『絶対に負けられない戦い』状態となった曽根は、裏街道から上位32名に入ることが叶うのか。
決勝シングルを含むステージ2は、ここから8日(日)のファイナルまで熱戦が繰り広げられる。