2015年女子ナインボール世界選手権
夕川景子(写真左)、野内麻聖美がステージ1から参戦!!
11月1日(日)より、昨年と同じ中国・桂林にて『2015年女子ナインボール世界選手権』が開催される。JPBAからは野内麻聖美、夕川景子の2名がステージ1(予選)から、梶谷景美、河原千尋、曽根恭子の3名がステージ2(本戦)から出場する。
1日にはプレイヤーズミーティングとステージ1の抽選会が行われ、翌2日(月)からステージ1が開幕。4日(水)まで7ゲーム先取の勝者ブレイク、シングル・イリミネーションのトーナメントが3回実施され、8名の予選通過選手を選び出すことになっている。
昨年の日本人最高位は梶谷景美の9位タイ。今年もステージ2から出場
ステージ2は5日(木)からスタート。まず、全64名の選手が各8名の8組に振り分けられ、7ゲーム先取、交互ブレイクによるダブル・イリミネーションのグループラウンドを戦う。そこで勝者側と敗者側から各2名、計32名の通過者を選出。その先は9ゲーム先取、交互ブレイクのシングルトーナメントで世界チャンピオンを決定する。
前回大会覇者・劉莎莎
昨年は劉莎莎vs陳思明という中国のトッププレイヤー同士による決勝となり、劉が2009年以来2度目の世界女王に輝いた。3位タイには、現世界ランキング1位のキム・ガヨン(韓国)、現世界ランキング7位の陳禾耘(台湾)が付け、東アジア勢が表彰台を独占。日本勢は梶谷の9位タイが最高位で、河原と野内の17位タイだった。
ステージ2から出場する河原千尋(写真左)、曽根恭子
予選とは言え、世界の強豪が数多く顔を揃えるステージ1から参戦の野内、夕川には過酷な戦いが予想される。だが、野内は先日の『九州レディースオープン』を制して勢いに乗ったままでの出場。そして'12年・'13年にもステージ1突破経験もある。夕川もこれまでのキャリアの中、海外戦の経験は豊富で、多くの実力者達と渡り合ってきた。両名とも、ステージ2進出の可能性は十分にあるだろう。
本戦では近年、ベスト16=9位タイという壁を超えることができていない日本勢。過去には梶谷(1997年)と曽根(2000年)が3位タイに付けたこともあったが、今年こそ一人でも多くの選手が高みに昇ってほしいところ。それが頂点であればこれ以上の喜びはない。