WEB CUE'Sトップ > 過去のニュース(2015年) > USオープンがクライマックスへ!

過去のニュース(2015年)

2015.10.30 トーナメント

USオープンがクライマックスへ!

U.S. Open 9-Ball Championships 2015

usopen_souquet_th.jpg

2002年チャンピオン、ラルフ・スーケーも残っている


現在、アメリカのバージニア州ノーフォークにて『2015 USオープンナインボール』が開催されている。11ゲーム先取(ファイナルのみ13ゲーム先取)でのダブル・イリミネーショントーナメントというタフなフォーマット。勝者ブレイクが採用されている。現時点で勝者側、敗者側を合わせて8名まで絞られた。

w9cs19_svb.jpg

シェーン・バン・ボーニング、4連覇ならず


勝者側にはジェイソン・ショウとカール・ボイズという2名のイギリス勢、許凱倫と鄭喻軒という台湾勢が残っている。そして敗者側にはデニス・オルコロ(フィリピン)、劉海濤(中国)、ラルフ・スーケー(ドイツ)、ルスラン・チナコフ(ロシア)が名を連ねた。2012年から昨年までUSオープン3連覇、通算4度優勝という成績を残し、USオープン通算5回優勝という記録を持つアール・ストリックランド(アメリカ)と並ぶかと言われていたシェーン・バン・ボーニング(アメリカ)が敗者5回戦でコリー・デュエル(アメリカ)に敗れてトーナメントからは姿を消した。

hoku_uchi_th.jpg

唯一日本から参戦した内垣建一


また、日本からは内垣建一が参戦。勝者1回戦でチナコフに敗れて敗者側に回るものの、そこから奮闘を見せた。今年、ナインボールとテンボールの2つの世界選手権タイトルを手にした柯秉逸(台湾)と敗者3回戦で対戦するとヒルヒルの末に撃破。敗者4回戦でオルコロに7-11で敗れて今年のUSオープンは終了となったが、アメリカで内垣が1つの爪痕を残したと言えるだろう。

残ったプレイヤー達の中で、USオープンの優勝経験があるのはスーケーのみ。敗者側から上がったスーケーが2度目の戴冠を果たすのか、あるいは新たなチャンピオンが誕生するのであろうか。最終日は現地時間の30日に。

ライブスコアリング(AZBilliards.com)