第18回九州レディースオープン
栗林美幸の公式戦3連勝もかかっている
10月24日(土)より2日間に渡って福岡県北九州市にて『第18回九州レディースオープン』が開催される。ベスト8を選出する本日の予選日の会場が『ビリヤード淡路』、『ビリヤードFOX』。そして明日の決勝日がJR小倉駅、西小倉駅とほど近いショッピングモール『リバーウォーク北九州 1F特設会場イベント広場』が舞台となる。
九州レディースは李佳が2連覇を果たした'12年以来、3年振りの開催。しかも大型複合商業施設の特設会場で行われるのだ。試合のフォーマットはスリーポイントルール採用のナインボール、予選が6ゲーム先取のダブル・イリミネーション、決勝が7ゲーム先取のシングル・イリミネーションとなっている。
やはり大本命、河原千尋
今年の女子公式戦もこの九州レディースを含めて残り3戦。ランキング争いも大詰めに入ってきた。その大本命と言えばやはり今年の『ジャパンオープン』チャンピオンの河原千尋。既に今年3勝で現在のランキングでもトップを走っており、自身が今年の目標に挙げる「5勝」まであと2つと迫る。
今年開催の国内女子公式戦のうち、河原が一度も優勝していないのが来月の『全日本選手権大会』とこの大会のみ。初の全日本制覇、そしてその直前にある『女子ナインボール世界選手権』に向けて弾みを付けるためにも、今戦は重要だ。
その対抗馬となり得るのが東海、北陸と2連勝中の栗林美幸。前半戦は昨シーズンと比べると振るわなかったが後半戦にきて一気にエンジンが入ってきたようだ。公式戦3連勝がかかるこの一戦で結果を残せば、河原を押さえて一気にランキング1位へと昇り詰める可能性も大いにあるだろう。
梶谷、今年はまだ優勝がない。九州で底力を見せ付けるか
まずはこの2強が走ることが予想されるが河原と同じく世界戦を控えている梶谷景美、曽根恭子、野内麻聖美といった実績あるプレイヤー達も突き抜ける機会を伺っていることだろう。さらにはディフェンディングチャンピオンの李佳も久々に参戦してくる。
'11年、'12年と2連覇している李佳も参戦