第29回北陸オープン
会場は『白山グランドホテル特設会場』
昨日の土曜日に、全国からプロアマ選手を迎えて戦いの火蓋が切って落とされた『第29回北陸オープン』は、先ほど決勝日2日目がスタートした。いよいよシーズンも佳境とあって、試合に臨むプロも一段と引き締まった様子。まずは簡単に初日の様子を振り返ってみよう。
内垣建一、決勝日進出だ
男子は石川県内8店舗を使用して行われたが、そこには書ききれないばかりのドラマがあふれていた。
大井直幸、
羅立文、
栗林達、
土方隼斗といった上位陣が深夜にまで及んだ激闘を潜り抜けた一方で、トップシード組を仕留める"下剋上"も多発。中でも国内戦のエントリーが限定的でランキングは圏外にいる
内垣建一や、元プロの高見剛や黒田祐介といったメンバーも今日の決勝日へ進出を果たしている。そして黒田はプロ同期で盟友でもあった
福本宇太郎と現在久しぶりの対戦中。
栗林美幸と呉芷婷というカードも
また女子の初日は例年通りベスト8まで絞り込まれ、そこには大きな明暗を分けることとなった。今年、関西オープン準優勝をはじめ4度の準決勝進出を果たしている
久保田知子は、トップシードの椅子に座ったが、同枠に栗林美幸、呉芷婷(台湾)という歴代北陸チャンピオンと同枠に入り、結局、ここからは呉とのリベンジマッチに成功した栗林が2日目へとつないだ。
地元の声援を受けて藤井寛美が強さを見せる
その他にも
藤井寛美が今年4度目の試合参戦ながら、抜群の安定感を披露して、昨年に続いて地元北陸の地で決勝日進出を決めた。なお、
河原千尋、
夕川景子、
梶谷景美、
野内麻聖美らのトップシード組が順調に勝ち残っており、台湾からは新鋭・Wan Wan-Ling、Chen Chia-Fuaの2名が残っている。そして、女子ベストアマにはともに9位タイでフィニッシュした平口結貴、小西さみあが選出されている。
既に男子のベスト16が、白山グランドホテルの特設会場で華やかに進行中。そのカードは以下の通り。土方隼斗vs内垣建一
弓場将平アマvsラミル・ガレゴ(フィリピン)
栗林達vs
青木亮二高見剛アマvs竹中寛
大井直幸vs山本久司
浦岡隆志vs
佐藤正行羅達文vs
高橋邦彦黒田祐介アマvs福本宇太郎
Akira TAKATA