CBSA国際オープン
羅立文、決勝1回戦の相手はパグラヤンだ
現在、中国の東海県にて『CBSA国際オープン第2戦』が開催中で、本日より32名の選手達による決勝トーナメントに突入する。日本からは羅立文、土方隼斗の2名がステージ2より参戦し、ともにダブル・イリミネーションの予選を突破したところだ。
予選で羅は吳坤霖(台湾)との初戦をヒルヒルの末に勝ち上がるものの、勝者最終での徐小淙(中国)の試合に破れて敗者最終に回った。その相手は『全日本選手権』で日本のファンにも馴染みがあるであろう、傅哲偉(台湾)。その試合を獲って予選を突破した。決勝トーナメント1回戦の相手はアレックス・パグラヤン(カナダ)だ。
土方は李赫文と激突する
一方の土方は趙世璠(台湾)に敗れて敗者側に回るものの、樊誌鬆(中国)、アロイシス・ヤップ(シンガポール)を相手に勝ち上がった。決勝トーナメント1回戦は昨年の『第47回全日本選手権大会』で3位タイとなった李赫文(中国)が相手となる。
吳珈慶をはじめ、世界チャンピオン級が参戦している
ここまでに出てくる名前を名前を見ただけでも中国でのオープン戦とはいえ、『世界ナインボール選手権』とも遜色がないハイレベルなプレイヤー達が揃っているのがわかるだろう。吳珈慶(中国)、張榮麟(台湾)、リー・バン・コルテッザ(フィリピン)などアジア圏を中心にワールドクラスプレイヤー達が揃い踏みだ。予選も非常に過酷で、今年のテンボール世界チャンピオンの柯秉逸(台湾)などのプレイヤーも敗れている。
そんなトーナメントに日本より参戦した2名がともに決勝トーナメントに残っているのだ。羅、先日の『アジア選手権』に続く国際大会優勝はあるのか。そして、土方も初の海外タイトルの期待が懸かる。決勝トーナメントは本日の13時(現地時間)よりスタートとなり、明日には優勝者が決まる。フォーマットはナインボール、交互ブレイク、11ゲーム先取(ファイナルのみ13ゲーム先取)だ。
女子の部もキム・ガヨンらトッププレイヤーが競い合う熱いトーナメントに
また、女子の試合も同時に開催されており、こちらもベスト16からの決勝トーナメントが本日より始まる。こちらは日本からの参戦プレイヤーはいないが、キム・ガヨン(韓国)、劉莎莎(中国)、ケリー・フィッシャー(イギリス)などの世界チャンピオン級プレイヤー達が揃っている。合わせて注目したい。
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