第47回全日本カードル47/2選手権大会
町田正が大会優勝記録を「17」に更新!
8月29・30日(土・日)、名古屋市港区にあるビリヤード『サウスウエスト』において『第47回全日本カードル47/2選手権大会』が開催された。昨年度選手権者と各地区の予選を勝ち抜いた代表が6名×2組のセミファイナルリーグ(120点ゲーム)を戦い、両組の上位2名が決勝トーナメント(150点ゲーム)に進出するというフォーマット。
セミファイナルリーグ1組は、昨年度選手権者の森陽一郎(関東・JPBF)が4勝1敗(Ave11.68)で1位通過、八瀬河年泰アマ(関西)が4勝1敗(Ave8.16)アベレージ差で2位通過。2組は町田正(関東・JPBF)が5戦全勝(Ave13.33)で1位通過、地元の鬼塚春雄アマが3勝1分1敗(Ave6.50)で2位通過。
全国から選ばれし12名が競った
決勝トーナメント準決勝、町田は八瀬河を相手に10イニング150対47で勝利。森は17イニング150対119で鬼塚に勝利を収めた。そして優勝決定戦は、昨年と同じく町田対森というカードに。昨年がこの全日本カードルでの初優勝を果たした森に対して、町田は過去16回優勝と歴代最多の飛び抜けた成績を残している(次点が小林伸明プロの11回優勝)。いずれもカードル競技にも長けた猛者であることは間違いない。
左から優勝・町田、準優勝・森、3位・鬼塚、4位・八瀬河、5位・内藤克宏
試合は1イニング目から31対34と当て合う展開になった。そして3イニング目に後攻の森が28点を当てて39対62、7イニング目に町田が31点を当てて89対80と逆転し、リードを取った。10イニング目に町田が27点当て、118対100となるがその後2人とも当たりが続かずカードル競技の細かい厚み・力加減の難しさを感じさせられる。17イニング目に町田が135対124から残り15点を大勢の観戦者の見守る中を撞き上げ17回目の優勝で幕を閉じた。
取材協力/日本ビリヤード協会 中部支部