APAナショナルチームチャンピオンシップ閉幕
華やかなラスベガスの夜景
8月13日に始まった『9ボールチームチャンピオンシップ』、同じく16日にスタートした『8ボールチームチャンピオンシップ』。それぞれ滞りなくスケジュールを終えて22日に閉幕し、25日には8ボール日本代表の『Four Dimensions』が無事に帰国して、今年のJPAからラスベガスに派遣された全チームの遠征が全て終了となった。
9ボールチームチャンピオンシップに出場した『Y's』
日本からはナインボールが2チームとエイトボールの1チームが出場したが、現地では他にも様々なトーナメントが開催されていた。女子だけで構成するエイトボールのチーム戦や、男女ペアのみのトーナメント。そして腕に覚えのある上級者のみでチームを組んで戦うトーナメントも。
日本勢過去最高記録を更新した『King Mid』
こうした部門はリーグを開催していない日本から出場することは叶わないが、個人戦の『ミニマニア』は朝から夜まで様々な条件のミニトーナメントが開かれていて、日本からも個人的にエントリーする熱心な参加者も。もちろん、チーム戦で訪れた選手達も、チームの戦いが終了すると、多くの人がこちらにエントリーして活躍していた。
8ボールチームチャンピオンシップに出場した『Four Dimensions』
チーム戦の方では既報の通りナインボールでは2チームが揃ってベスト128に入る活躍を披露し、King Mid(Midnight)は日本チームで過去最高位となる5位タイ入賞を果たした。一方、日本ではナインボールの人気が高いが、アメリカでは圧倒的にメジャーな存在であるエイトボールが大会の主役。そして今回の日本チームは残念ながら2連敗を喫して、勝ち星を上げることは叶わなかったが、そこはアメリカ、ラスベガス。
カジノとAPAのコラボ?
スケジュール的に余裕を得たメンバー達は、ラスベガスの街に繰り出しては評判のステーキハウスを訪れるなどグルメにショッピングにと存分に堪能。そしてメンバー全員でレンタカー2台に分乗してグランド・キャニオンも訪れて観光も満喫し、ビリヤードを通じて知り合い、力を合わせて戦ってきた仲間と最高の夏休みを過ごした様子。さらに何とメンバーのほとんどがベガス名物のカジノでも好調だったのだとか。何ともうらやましい話。うらやましい話といえば、JPAで出会ったカップルが何ともおめでたい話になっているという情報も。
グランドキャニオンなども観光して回った
こうしてJPAでゲットした夢の夏休みは、各々が存分に満喫して幕を下ろした。来年は誰がこの権利を得ることができるのか? 間もなく秋のシーズンが始まる。
Akira TAKATA