地元ラジオ番組で大会告知も完了
舞台は『ニッケパークタウン特設会場』
今週末は兵庫県加古川市の『ニッケパークタウン』(予選は県内複数店舗併用)において『第13回兵庫オープン』が開催される。この大会は兵庫ローテーションクラブ(HRC)が主催して2003年に始まり、6年前から同会場特設を使用し、昨年からはJPBAと共催する形でプロ公式戦(G2)となった。
昨年の優勝は栗林達
創設当初から長めのフォーマット(本年はナインボール8ゲーム先取・交互ブレイク)ということもあり、歴代優勝者にトッププロの名がずらりと並ぶこの大会。昨年は栗林達がショーでも活躍をして、小さなファンの声援に応える形で3年ぶり2度目の大会制覇を果たしている。一方、ショッピングモール内での開催とあって、買い物客に対してビリヤードをPRする機能を果たし、毎年数百人単位で子供たちがキューを握り、大人たちもトリックショットショーを夢中になって楽しむ場としても知られている。
今年も『はばタン』が会場にやってくる!
特に体験コーナーは、未就学児から高校生までがおそるおそるテーブルに近づき、HRC会員やプロ有志の手ほどきを受けると、後は夢中になってプレーを続けて、ビリヤードにハマる様子を毎年確認させてくれる場でもある。そしてプレゼントでキューをもらった子供が翌年にマイキュー持参で会場を訪れることも少なくなく、ビリヤードが持つポテンシャルの高さを示してくれている。さらに大会でもっとも人気を集める『はばタン』は今年も登場してくれる予定とのこと。
地元FMラジオでも大会をPR
そんなイベント色の強い兵庫オープンは、地元のメディアも注目をしていて、今日はBAN-BANラジオというFMラジオ局の番組中に同大会を紹介する枠が10分ほど設けられたので、本誌特派員も兵庫県の桐山裕嗣プロといっしょに生放送に出演してきた。トークはパーソナリティの北原雅樹さんと桐山プロに任せっぱなしになってしまい、どのくらいPRに貢献できたのかは未知数だが、ラジオを通じて『ビリヤード』のフレーズを伝えることができたのは嬉しい限り。北原さんもだいぶ前にキューを握っていたそうで、CM中には懐かしそうにビリヤードの話をされる一幕も。
たくさんの家族連れが訪れる兵庫OPは明後日、29日(土)より開幕
さて、告知も済ませ、いよいよ大会開幕を待つばかり。8月29日は午前10時からニッケパークタウンを含む各会場で、翌30日は午前10時30分から32名による決勝トーナメントがニッケパークタウンで開かれる。秋のトーナメントシーズンを前に、ニッケ特設で夏の終わりを飾るのは誰なのか!? なお、テーブルが設置されるセンタープラザは、吹き抜けで天井からの採光があり、写真を撮る者にとっても日本で一番の撮影環境が用意されている。大会の様子はまたfacebookからお届けするので、ぜひチェックしていただきたい。
Akira TAKATA