12th JPA 9-Ball Scotch Doubles 2015 Summer
会場は『風林ビリヤード』
8月2日(日)、東京都新宿区の『風林ビリヤード』にてJPAにおける夏の一大トーナメント、『12th JPA 9-Ball Scotch Doubles 2015 Summer』が開催された。JPAメンバーの間で非常に人気のこの大会、今回もフルエントリーとなり153組306名が争った。試合は1球交代のスコッチダブルス形式にて行われ、ペアの合計スキルレベルは13以下と制限されている。3部制で行われるグループラウンドは朝の8時半から開始。3ペア1グループで各グループの1位ペアが決勝トーナメントに上がれるというフォーマットだ。
このスコッチダブルス、ペアで準備を重ねてきたところばかりだ
試合は賑やかながらも、運営は淡々とスムーズに進行していく。このペアマッチ、相方との連携が上手くいっているペアが勝ち上がっていっているようだった。やはり、相手のプレースタイル・実力などを把握できているペアは1ラック1回のコーチングの上手な使い方や、交互に撞くにあたっての戦術もよく分かるのだろう。
そしてグループラウンドを終えてからは51ペアによるシングル・イリミネーションのトーナメント。JPAルールならではなのハンデマッチであるがため、この緊張感の高まる場面でも実力並み、あるいはそれ以上のものをこの日に出せるメンタルの強さがあるペアが勝ち上がっていく。
優勝の『TFF-ポン・コツ』(左から山田大一朗、大内吾朗)―写真提供/JPA
準優勝の『超☆新星』(左から星野敦、新井直子)―写真提供/JPA
そして決勝戦、『TFF-ポン・コツ』と『超☆新星』の対戦は、途中で敗れたJPAのチームメイト、ホームを同じくするペア達も応援に残る中で行われた。そして、TFF-ポン・コツペアがスコッチダブルス優勝を果たす結果となった。
例年、春と夏に行われるこのスコッチダブルス。JPAメンバー限定の大会ではあるが、毎回多数のキャンセル待ちペアが出る。次回開催はまた来年となる見通しだが、仲間とともに楽しめる、熱くなれるこの試合に向けて、9月から始まる秋セッションからJPAメンバーとなるのもよいだろう。
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