第28回ジャパンオープン・セミファイナル
今やフィリピン屈指の強者・ビアドがファイナルへ
ジャパンオープンも遂に残すところ2回転、準決勝は全て好カード。男子はカルロ・ビアドvs竹中寛。ベスト8でフランシスコ・ブスタマンテを撃破した勢いで、連続でフィリピンの大物食いとなるかと思われたが、序盤に大幅なリードを許し追いつくことができず、ビアドに軍配(9-4)。
男子の日本人優勝は栗林に懸かることに
もう一カードは川端聡vs栗林達、現在の東西のトップシーンをひた走る両雄の激突となった。こちらはともにファンも多く周囲には人だかりができていた。展開は逃げる栗林を川端が追う形となり、ハイレベルな攻防の応酬となったが、栗林が追撃を振り切ってファイナルへ(9-3)。男子日本人優勝者の行方はこの褐色の超人に委ねられた。
曽根、ディフェンディングチャンプを下す!!
女子はともに日台対決のセミファイナル、そして大仕事をやってのけたのは曽根恭子。前回大会優勝の呉芷婷を相手に、会心のキューさばきでこの台湾の若き難敵を下し優勝に王手をかける。河原千尋は、台湾の王婉菱に8-6で勝利、日本女子のエースの力を見せ付けた。これで、女子のファイナルは日本人同士の対決が確定となった。
河原、2年ぶりの優勝なるか!?