『BllicceR 日本初公式戦 OPENING CUP』
フットサル用より一回り小さいボールがビリヤードに変身
6月26日(金)、東京都港区の『東京タワー』の麓にある『スターライズタワー』にて、ビリヤードとサッカーが融合した新スポーツ『ビリッカー』の日本初の公式戦『BllicceR 日本初公式戦 OPENING CUP』が開催された。縦6.6メートル、横3.6メートル(レール部分含む)のビリヤード台風のフィールドにプレイヤーが立ち、足でボールを蹴り、頭でヘディングしてプレーするナインボールゲームだ。
見慣れないブレイクシュート!?
これはフランス発祥のゲームで、現地では「スヌークボール」と呼ばれているもの。ビリヤード好きには、その名でも十分に通用するかもしれないが、一般的にスヌーカーの認知度が低いことを踏まえれば、この名称変更は自然な成り行き。
試合はナインボール形式で、3人1組のチーム戦で争われる。ショットが成功するとターンが続き、シューターが順番で交代していくという流れだ。バンキングの勝者がブレイクして始まり、9番ボールを決めたチームが勝利となる。本来であれば、ノークッションファウルもビリヤード同様に採用されるゲームではあったが、この日は初めてのプレイヤーのみだったことで、適用されなかった。
ヘディングシュート!? 難しそうだ!
プレイヤーとして参加したのは公募によって集まったプレイヤーの方々で、仕事仲間であったり、友人同士での参加など、初めてプレーするという人々。サッカー経験者もいれば、ビリヤードにはまっていた時期もあるという人もいたが、この競技については「サッカーではこういう蹴り方はしません」、「ビリヤードと感覚は全然違いますね」と、どちらでもない新たな競技という印象持ったという。だからこそだろうか、女性も男性に混じって十分に戦えていて、誰でも気楽に、そして真剣に楽しんでいた。
勝利で歓喜に湧く『チーム丹羽華』