第27回ハウステンボス九州オープン
今週末、長崎県佐世保市にある国内屈指のテーマパーク『ハウステンボス』内『タワーシティプラザ』特設会場にて、『第27回ハウステンボス九州オープン』が開催される。長崎と言えば、江戸時代の鎖国中の日本に初めてビリヤードがオランダ人によって持ち込まれたとされる地だ(長崎市の出島)。ハウステンボスはそのオランダの街並みを再現したテーマパークである。
ディフェンディングチャンピオンとして臨むのは川端聡
九州オープンは、これまで福岡をメイン舞台に九州地区最大のオープン戦として開催されてきたものだが、今回初めてJPBAランキング対象の公式戦としてG2のグレードを与えられるとともに開催に至っている。テーブルの台数も22台と、国内のプロ公式戦の特設会場内で使用される数としては近年最大。フォーマットはナインボール、勝者ブレイクのコールショット制。予選がダブル・イリミネーションの7ゲーム先取、シングルに突入するベスト64も7ゲーム先取だ。ベスト32からは8ゲーム先取となる。
大会の定員は160名で、そのエントリーは4月に行われたが、プロのエントリーを受け付けた後に行われたアマチュアのエントリーでは、平日の14時からの開始だったにも関わらずわずか30分で定員に達した(その後、6名分の追加エントリーの受付があった)。有名観光地とのコラボレーションも相まってか、プレイヤーからの注目・関心度の高さが伺える。
特設会場となる『タワーシティプラザ』
これまでの九州オープンでもハイレベルな戦いは演じられてきたが、JPBAランキング対象試合となったことでプロの参加人数も増え、全体のレベルはさらに高まると考えて間違いない。九州、長崎近郊に住んでいるプレイヤー、ビリヤードファンにとってはその攻防を生で観戦するチャンス。
ハウステンボス観光や佐世保バーガーを堪能するとともに、トッププロ達の至極の戦いを味わい、地元またはホームの仲間へのお土産にカステラを買って帰るという週末はいかがだろうか!?
ハウステンボスオフィシャルサイト
大会特設ホームページ
写真提供/ハウステンボス株式会社