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過去のニュース(2015年)

2015.06.01 トーナメント

日本ナンバー1・桑田哲也が日本一に!!

第14回全日本スヌーカー選手権大会(竹田杯)

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5月31日(日)、東京都荒川区の『スヌーカークラブ』にて、『第14回全日本スヌーカー選手権』(竹田杯)が開催された。この日はベスト8からスタート。決勝以外はベストオブ5(3フレーム先取/フレーム=ゲーム)、決勝のみベストオブ7で争われた。

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2年連続準優勝・神箸渓心


ベスト8では、昨年は準優勝だった神箸渓心と全日本優勝7回の栗本高雄が激突。ここを昨年よりもポット(シュート)、セーフティなど総合的にレベルアップした神箸(渓)が、3-0(54-32、61-53、66[33]-16)のストレート勝ちでセミファイナルへ。※[ ]内は30点以上のブレイク(連続得点)

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3位タイ・神箸久貴


今大会注目度ナンバー1の桑田哲也は、樋口知幸に3-0(58[40]-11、65[30]-40、64[33]-2)で勝利。試合の所要時間もこの日の最短で、50分とかからずに決着を見た。毎フレームで30点を超えるブレイク(モンキー)を記録。序盤の均衡状態、あるいはリードを許した段階から、桑田はまとまった点数を稼ぎ出し、気付けばフレームを得ていたという印象。

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3位タイ・松村浩史


ベスト4には神箸久貴(渓心の父・ポケットビリヤードのプロ)、神箸(渓)がそれぞれ勝ち上がったことで、親子での3位タイ以上がこの段階で確定する。セミファイナルでは神箸(渓)は松村浩史と対戦。セーフティの技術や的確な判断が冴え、ブレイクこそ伸びなかったものの、決勝日常連の松村に大きな得点を許さずまたも3-0(51-21、55-21、59-7)の勝利。去年と同じくファイナルへ。

セミファイナルのもう1カード、桑田は神箸(久)戦でもその安定感が傑出。ポケット界で慣らした剛腕を押え込み、ここも3-0(51-44、56[30]-40、77[77]-8)と快勝する。この試合の第3フレームで記録した77点のブレイクは、大会ハイエストブレイクとなった。

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JSAの大会では、決勝前に記念撮影が行われる


決勝は大会一の実力者・桑田と、その桑田が生活するタイへ何度も修行しに行っている神箸(渓)が相見えた。ここまで互いに奪われたフレームはゼロ同士。神箸(渓)にとって桑田は憧れの存在であり、先生でもあり、一方で兄のように親しい存在でもある。

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優勝・桑田哲也


試合は桑田が最初の2フレームを連取し、このまま無傷で優勝を収めるかに見えたが、神箸(渓)が意地を見せて第3フレームを奪取。だが、地力で勝る桑田は、続く第4・第5フレームを大きくリードを奪って普段可愛がっている"弟"を敢えて厳しく突き放して4-1(64-48[35]、99[41]-1、41-56、51-12、90[47]-24)で優勝を遂げる。この結果、桑田哲也は2015年11月の『IBSF世界選手権』で南アフリカ行きの権利を獲得することになった。