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第27回北海道オープン
北の大地にて『北海道オープン』開幕!!
4月18日(土)より、ビリヤード界春の一大イベントである『北海道オープン』が開幕した、予選日に当たる初日は道内全7ヶ所が会場となった。JPBAのトーナメントプロ達ばかりではなく、全国のアマチュア選手達も気迫十分で北海道に集結している。
決勝日には残れなかったが、男子プロを破り存在感を示した小西さみあアマ
本日の決勝日の会場でもあるJR札幌駅ショッピングモール『PASEO』地下の『テルミヌス広場』ではキューなんて握ったこともないという一般の買い物客達も足を止め、腰をかけて選手達の熱の入ったプレーに見入っているようであった。また、同会場では女子アマチュア選手達が非常に奮闘していた。特に昨年の『アマナイン』覇者である女子大生プレイヤー、小西さみあが男子プロを2名も破り、シングル・イリミネーショントーナメントが始まるベスト64入りまであと一歩と迫っていた。羅立文、早瀬優治というトッププロ2名に敗れた北海道が誇る女子高生プレイヤー、平口結貴とともに若い世代の女子プレイヤー達の奮闘に賛辞を贈りたい。
ディフェンディングチャンピオン、浦岡隆志も決勝日進出
また、他の会場もプレイヤー達はまだまだ肌寒さの残る北海道で熱き戦いを繰り広げた。予選日最大の会場である札幌市豊平区の『スポーツビリヤードキャノン』では様々な好カードが実現した。昨年の北海道オープン覇者の浦岡隆志は先月の『西日本グランプリ』で優勝を果たしている北谷好宏とベスト32での対戦に勝利し、決勝日進出を決めている。また、同会場にて今年既に2度のファイナル進出を果たしている田中雅明が原口俊行を破ってこちらも特設会場行きだ。
小樽市の『ビリヤードアラカワ』
風情ある佇まいが魅力の小樽市『ビリヤードアラカワ』では杉原匡とラミル・ガレゴ(フィリピン)がそれぞれ予選を突破した。ガリオン台6台を用いて行われた予選会場、朝から観客も続々と集結して好ゲームが繰り広げられた。 もちろん札幌市北区『VIVA POOL』、札幌市白石区『カラオケBANBAN白石店』、札幌市手稲区『ヴイナス』、苫小牧市『アサンテ』と各会場でハイレベルで予選としておくに惜しいカードがいくつも組まれた。
本日の会場はここ、『テルミヌス広場』
そしてその熱い戦いを突破した選手達が買い物客も多数行き交うテルミヌス広場で本日10時30分よりベスト16から試合をスタートさせる。フォーマットはナインボール、9ゲーム先取、交互ブレイク。このテルミヌス広場はJR札幌駅の東口改札を抜ければものの5分とアクセスも非常によく、メインテーブル脇にもう1テーブルを設置しての初心者のためのビリヤード体験や、決勝戦後の無料のギャラリー抽選会も開催される。道内のビリヤードファン、あるいはプロの試合を全く見たことのないという人々にとっても足を運べば充実の一日となることは間違いない。春の熱き戦いに心が躍るばかりだ。
CUE'S Facebookページフォトアルバム「第27回北海道オープン Day1」
第27回北海道オープン公式ホームページ
ベスト16進出プレイヤー
田中雅明
大井直幸
羅立文
栗林達
虻川修
津堅翔
浦岡隆志
松田渉
幸真司アマ
杉原匡
照屋勝司
塙圭介
佐藤正行
鈴木清司
内垣建一
ラミル・ガレゴ
