第27回北海道オープン(G2)
春の恒例イベント、『第27回北海道オープン』が明日より2日間に渡って開催される。会場は今年もJR札幌駅の地下、『テルミヌス広場』の特設会場だ(住所:札幌市北区北6条西2丁目JRタワーパセオB1)。18日(土)の予選は道内6ヶ所のビリヤード場も合わせて使用される。
会場はJRタワーパセオB1F『テルミヌス広場』特設会場
大会はナインボール、交互ブレイクで行われる。予選が7ゲーム先取のダブル・イリミネーション、ベスト64より9ゲーム先取のシングル・イリミネーションとなる。決勝日の19日(日)はテルミヌス広場にてベスト16からのスタート。
平口結貴ら北海道の選手達をはじめ多数の道外のアマチュアも参戦
北海道オープンはJPBAの男子プロや地元のアマチュアだけでなく、道外からの選手や女子プロ・アマも多数エントリーしている大会だ。もちろん、一般メディアからも注目を集める北海道の女子高生トップアマチュア、平口結貴も参戦する。北海道という舞台や、特設会場ということもあって多くのプレイヤーの人気を集める大会となっている。
過去3回の北海道優勝を果たしている羅立文
競技は、男子では種目となることが少なくなったナインボール。注目として名前が挙がるのは今年準優勝(1月『関西オープン』)、優勝(3月『全日本ローテーション』)と2度のファイナル進出をしている田中雅明や、先日の『東日本グランプリ第2戦』で優勝を果たし、北海道では3度の優勝を果たしている羅立文。もちろん、他の実績ある選手達も多数参戦する。
昨年の優勝は浦岡隆志
昨年は浦岡隆志が自身のキャリア初の全国オープン優勝を果たしている。初と言えば2004年に羅が日本での初タイトルを獲得し、2008年に土方隼斗が日本記録の8連続マスワリを出して初の全国オープン優勝を果たしたのも北海道。嶋野聖大、林研字、青木絵美と既に3名が初優勝を挙げている本年の傾向と、どこかシンクロする部分を感じさせる。
予選、決勝を通して観戦は無料となっており、決勝日は試合用と別に設置されるテーブルを用いた催しや決勝戦後の無料ギャラリー抽選会も開かれる。結果はまったく読めないが、いずれにしろ桜の開花も間近に控えつつもまだまだ気温は上がり切らない北海道で、熱くハイレベルな戦いが繰り広げられることは間違いない。
第27回北海道オープン公式ホームページ