今日(4月4日)の土曜日に、大阪の『マグスミノエ』において、東西の代表者による『第7期女流球聖戦・挑戦者決定戦』が行われた。東日本の代表は第3期女流球聖で、実に4度目の東日本代表となった米田理沙。ご存知の通り本タイトル以外にも、アマナイン優勝、アマローテ準優勝など輝かしい戦歴を誇るトップアマチュア選手だ。
対する西日本代表は福岡県は宗像市から登場した松元亜弥。2011年には本大会で西日本2位につけ、以降も九州代表になると必ず上位入賞を果たしてきた実力派。今日も落ち着いた様子で高い技量を発揮したが、挑戦権を獲得したのは米田だった。
敗れた松元は「よい経験ができました」と爽やかな表情でコメントを残して会場を後にした。また試合終了直後には佐原弘子現女流球聖が会場に姿を現して、明日の決戦に向けて試合テーブルで調整に入った。
米田と佐原はこの女流球聖戦だけでも、2012年に佐原が米田から球聖位を奪取し、米田はその翌年にさっそく挑戦権を得て2年連続同一カードによる決定戦を行った歴史がある。そして1年をはさんで、明日、3度目の対決が実現することとなった。
『待たせたな』。米田は明日、その言葉通り佐原との決戦に挑む
佐原が4期という新記録を樹立するのか、それとも米田が3度目の正直を叶えて女流球聖位に返り咲くのか。いずれにしても、過去最高にエキサイティングなバトルが繰り広げられることは間違いない。明日は10時30に試合開始。今日と同様にUSTREAMでの中継も行わる。