ペアで戦う! JPA 9-Ballトーナメント
昨年に京都、今年の1月からは神戸、大阪でもリーグがスタートした『JPA』。現在行われているリーグでは京都で5チーム、大阪で10チーム、神戸で4チームが参加しており、まだまだメンバー数は少ないものの、関西圏でも徐々に浸透しつつあるようだ。
神戸・三宮ディビジョンの『岩屋ビリヤード』(神戸市灘区)/写真・JPA
しかしながら、まだJPAがどんなものかわからず参加していない、JPAメンバーが身近にいない、といったプレイヤーも多いことだろう。そんなプレイヤー達にオススメの大会がゴールデンウィーク終盤の5月9日(土)、大阪府大阪市の『玉出ビリヤードACE』にて開催されることとなった。※会場は当初発表より変更となっている
東京では『Tri Cup』はじめ、100人以上のイベントは多数あったが、関西では初
この『ペアで戦う! JPA 9-Ballトーナメント』は現在のJPAメンバーはもちろんのこと、全てのプレイヤーが参加できる大会となっている。大会名の通り、二人組ごとでの参加となるが、今大会はペアマッチではない。通常、5名ずつの団体戦で行われるJPAの試合を2名で1チームとしてシングルスを2試合行う形式だ。そして2試合のスコアによって勝敗を決していくというもの。
予選は4ペア1組でのラウンドロビンを行い、各グループでの全ての試合の合計獲得ポイントの上位1ペアが勝ち抜けとなる。通常のおよそ3か月に渡るJPAリーグ戦のミニマム版といった形だ。そしてそこからの決勝トーナメントとなる。各試合はJPAナインボールで、通常の規定点数の約40%のショートマッチで行われる。
また、ペアの合計スキルレベルは15以内となっている。JPAの現メンバーは最新のスキルレベルを採用、JPAメンバー以外はAクラス9、Bクラス7、Cクラス4、男性ビギナー3、女性ビギナー2となる。
本誌連載『LET'S JOIN JPA!』ではJPAの概要について解説している
ここで採用されるJPAナインボールルールや団体戦で与えられる「ポイント」について、まったく知識がないという方には当日もルール説明があるので安心だ。また、事前に予習しておきたいというプレイヤーは、『CUE'S』3月号よりスタートした連載の『LET'S JOIN JPA!』をぜひご覧頂きたい。3月号ではJPAナインボールのルール、来週の4月4日(土)発売の5月号ではチーム戦の進め方がテーマとなっている。
エントリーフィーは各府県ビリヤード協会・組合加盟店より出場の場合は4,000円、それ以外より出場の場合は5,000円となっており、少なくとも1名がJPAメンバーのペアはそこから1,000円引きとなる。エントリーはメール(entry@poolplayers.jp)からのみの受付だ。エントリー方法などの詳細はJPAブログから確認するのがよい。
三宮ディビジョンの『Back Alley』(神戸市中央区)/写真・JPA
関西圏でも今年は大きなムーブメントとなると予想されるJPA。気になっているならば、他のプレイヤーよりも早くこのJPAを体験できる機会を逃すべくもないだろう。