横浜のレッスンスタジオ『POOL LABO』
羅立文プロ in "POOL LABO"
台湾出身で、日本プロポケットビリヤード連盟(JPBA)に所属する羅立文プロは現在、横浜市中区でビリヤード愛好家のためのレッスンスタジオ兼自身の練習スペース『POOL LABO』(神奈川県横浜市中区相生町4-65-2 3F)を運営している。そこは昨年の12月にオープンしたばかり。
馬車道駅(みなとみらい線)、関内駅(JR、市営地下鉄)から徒歩5分ほどの距離。中華料理店の上の3Fにその場所はある
レッスンでは羅プロがプール先進国・台湾で教わり、培った技術を受講者のレベルに合わせ、惜しみなく伝えているという。また、受講者のためそして自身の練習のためにもラシャは3カ月に1度張り替え、テーブルコンディションは常に最高の状態を維持するように努めている。なお、スペース内にあるテーブルは国内と海外の平均的な高さにそれぞれ合わせているそうだ(海外の方が少し高い傾向にある)。
羅プロは日本語も不自由無く操れるレベルにあるので、レッスンはマルチリンガル(多言語話者)でなくとも受講可能。本人の技術の高さは、ファンの間で「精密機械」と評される通りで、そんな羅プロから技術を学ぶため、同じJPBAのプロがコーチングを受けていることが、指導者としてのレベルの高さも裏付けする。
自身も大会前は集中的にここで練習をする
だからこそ、受講者の中には急速なレベルアップを求めて、1回のレッスンの後あまり時間を空けずに通おうとする人もいるようだが、本人はそれはできればやめてほしいと言う。「レッスンで教えたことをしっかりこなせるようになる前に、次のステップに進んでも効果は薄いです」と。羅プロはレッスンで毎回、受講者に課題を課していて、それが"コレがしっかりできるまでは受講しにきてはいけませんよ"という、受講者が次回のレッスンを受ける時期を測る目安となっているそうだ。
手前のテーブルが海外仕様、奥が日本国内仕様。テーブルで遊んでいるのは羅プロの息子・伶くん
競技者ではなくレッスンを行う立場としては、羅プロが個人的なに想い入れのある競技『14ー1』を使って、ビリヤードの楽しさを日本の人々に広めていきたいという想いもある。特に「(映画)『ハスラー』を見てかつてプレーしていたけど、現在はやっていない人を盛り上げたい」という(ハスラーではメインゲームとして14ー1がプレーされている。トム・クルーズ出演していたのは続編の『ハスラー2』)。
POOL LABOでは、受講者の希望によって3つのレッスンコースが設けられている。練習や試合で壁にぶつかっていると感じているプレイヤーは、プール先進国のメソッドを学んでみてはいかがだろうか? きっとそこでビリヤードの真の楽しさに出会えるはずだ。
POOL LABOに関する詳しい情報やレッスンの申込、問合わせはオフィシャルページから
lo-liwen.com/pool_labo/