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全日本学校対抗ナインボール選手権大会　編M的プレイヤーリポート

東京大学が初の優勝で幕を閉じた『第15回全日本学校対抗ナインボール選手権大会』でしたが、北海道から沖縄までのたくさんの学生達が参加していました。当日、取材に行ってきた編Mは様々な学生さん達に出会いました。色々な地域から様々な学生がいたので、当日はそれぞれの地方の球事情などの話で、主に雑談......もとい彼らの取材をさせてもらっていました。

こちらは宮崎大学チームです。なんと、選手だけでなく『宮崎大学ビリヤード部』の面々が応援団として駆け付けていました！　東京に実家があるという学生から今は鹿児島で働いているというOBまで、この写真に写っていないメンバーも含めると10名以上になり、今回一番の応援団でした。第10回、12回大会で2連覇（2011年の第11回大会は不開催）した頃のOBも応援です！　残念ながら、今回は予選敗退となりましたが、応援を力にして、来年に期待です！

唯一の高校生ペア、沖縄県立小禄高校です。東京のテーブルは沖縄と比べてラシャが早いし、クッションがあまり跳ねないということで苦戦模様でした。しかしながら、抜群のシュート力で年上の大学生達をバッタバッタとなぎ倒し、予選突破でした！　照屋勝司プロや津堅翔プロら沖縄の先輩プレイヤー達のようにやはり、入れの強いプレイヤーでした。将来に期待ですね。

こちらはまったく反対側の北海道からきた北海学園大学です。北海道は地元な編M、うっかり地元トークに花を咲かせてしまいました。予選突破を決めての一枚！　ガンガン入れるハイレベルなプレーを見せていましたが、ゆったりした性格らしく「どこも人混みで疲れちゃいました（笑）」とのこと。北海道から上京してきた当時を思い出します。どの駅降りても人ばかりで、「お祭りかな!?」と思ったものです。北海学園大学はB級2名ながら日本大学、和歌山大学といった強豪チームがいる予選を突破して、見事にベスト8入りでした！　道産子、さらにレベルアップして来年も頑張ってください！

そしてその北海学園を決勝トーナメント1回戦で破った早稲田大学です。クロスタイは早稲田のスクールカラーのえんじ色で揃えてきました！　ベストがホーム店のものだったりサークルのものだったりする中で、編Mが見たなかでは恐らく唯一、タイを揃えてきたプレイヤー達でした。二人とも本当に強かった！　見事に3位タイです。

最後に、忘れてはいけない優勝の東京大学ペア！　二人とも今大会の参加はなんと3回目です。大将の浜本貴史選手は大学院を卒業して来月から社会人とのこと。最後の最後に素晴らしい結果を残しました！　最高の笑顔です。先鋒の永久保光祐選手は逆に来月から大学院へ進学とのこと。東大大学院、きっとハードな研究生活が待っているのでしょうが、来年の防衛に向けての意欲も満々でした。

もちろん、ここで紹介した学校以外の選手達も素晴らしいプレーを見せた注目のプレイヤーが盛りだくさんでした。大会中、各地の学生達が以前の大会で会ったことがあるもの同士が再会トークに花を咲かせ、あるいは初対面の選手同士がそれぞれのビリヤード事情を話し、試合後には「あの時の配置が......」と球談義で盛り上がっていました。実に若者らしい、爽やかな大会でした。編M、来年の取材が今から楽しみです。

大会の模様はCUE'S facebook アルバムページにて公開中です。ぜひご覧下さい。

第15回全日本学校対抗ナインボール選手権大会