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過去のニュース(2015年)

2015.03.12 その他

4年間で総額320万円を寄付した店

チャリティー・ハウストーナメント

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東京・三ノ輪『Alvis』で集められた寄付金は現在、総額3,214,311円(写真は2月末時点のもの)


今からちょうど4年前に起きた東日本大震災は文字通り、日本という国家を揺るがし、東北地方を中心に未曾有の被害をもたらした。そこから4年の月日が流れたが、今なおその爪痕は癒えていない。

所変わって、東京・三ノ輪にあるビリヤード場『Alvis』では、これまでにビリヤードやダーツのハウストーナメントのエントリーフィー(店舗運営に掛かる経費を除いた分)をチャリティーの一環として定期的に日本赤十字社・東日本大震災義援金として寄付し、その総額は3,010,461円までに昇った。震災から3年半以上の歳月に渡って、送金を繰り返してその額に至っている。

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Alvisオーナー・関浩一氏


これを地震の発生から数日後に実行に移したのは、同店のオーナー・関浩一氏。現在はビリヤード普及活動に積極的に取り組み、『公益社団法人日本ビリヤード協会』(NBA)のビリヤード普及指導委員に就いている。最近では、『ビリヤードのオリンピック・パラリンピック正式種目化を目指して活動する会』の一員として、五輪の正式種目化の賛同を得るための署名活動にも勢力的に動く。

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1月末にはビリヤード検定も開催。店内は関氏の想いから、プレイヤビリティを重視しテーブル間を広く取っている


そして2014年末ごろに300万円という金額を超えたことを契機に、関氏は今まで続けてきた日本赤十字社への寄付から、直接地方の自治体などへ寄付する形に切り替えたという。今もそのペースは変わることなく、現在3,214,311円と約20万円が既に寄付金として集まった。それでもまだまだ寄付を継続していくという。

もちろん、Alvisの寄付自体は困難な状況に遭っている人々、地域への支援をしたいというオーナー自身の想いから始まったものだが、そこに客からの理解を得て、今では彼らの「大好きなビリヤードに意義をもたらす」ことに繋がっている。これは娯楽・遊戯施設として、客に満足感を提供する新たな形式とも言えなくはない。