WEB CUE'Sトップ > 過去のニュース(2015年) > 優勝はベルギー、日本チームはベスト8進出ならず

過去のニュース(2015年)

2015.03.02 トーナメント

優勝はベルギー、日本チームはベスト8進出ならず

スリークッション世界選手権国別対抗戦

w3ct_arai01.jpg

日本代表として戦った昨年の全日本選手権者、2014年MVPの新井達雄

2月26日〜3月1日の4日間に渡って、ドイツ・フィアゼンを舞台に『スリークッション世界選手権国別対抗戦』が開催された。この大会は2名1組のチーム戦で、日本からは昨年の全日本選手権者で2014年MVPも獲得した新井達雄と、2014年の最終戦『第25回全日本プロ3C選手権大会』で公式戦初優勝を飾り、JPBFランキング2位となった田名部徳之の2名が出場した。

大会は21ヶ国から計24チームが出場して26日に開幕。まず3チーム×8組にわかれた予選リーグは、2名がそれぞれ40点ゲームを行ってその勝敗でチームの順位を決定し、各組1位の8チームが決勝トーナメントに進むフォーマットで戦われた。

w3ct_tanabe.jpg

今大会初出場を果たした田名部徳之

ドイツB、デンマークと同組となった日本は、26日の初戦でドイツBと対戦し、ここでは新井が40-33、田名部も40-35と勝利。翌27日、勝てば決勝トーナメント進出となるデンマーク戦に臨んだ日本であったが、ここで新井、田名部ともに星を落として1勝1敗となり、2勝を挙げたデンマークに及ばず、惜しくも決勝トーナメント進出はならなかった。

韓国A、Bの2チーム、デンマーク、トルコ、ベルギーA、スペイン、オランダ、ドイツAの8チームによる決勝トーナメントでは、それぞれ世界ランキング2位と3位のエディ・メルクス、フレデリック・クードロンを擁するベルギーAが強さを発揮。準々決勝でスペイン、準決勝でトルコを破って決勝に進出すると、韓国Aとの決勝では、スコッチダブルスで戦われたタイブレークの激闘を制して見事に優勝を果たした。