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過去のニュース(2015年)

2015.02.09 トーナメント

新井達雄が5年振り3度目の大会制覇

第21回東京オープン〜オープン戦への挑戦〜

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開幕戦を制した新井達雄


2月8日〜9日(土・日)の2日間に渡り、東京都新宿区の『ビリヤード小林』を舞台に『第21回東京オープン〜オープン戦への挑戦〜』が開催された。今大会はJPBFのスリークッション公式戦の開幕戦でもあり、昨年から段位昇段規定などを変更したことによって、アマチュアプレイヤーにとっても目標を設定しやすい試合となり、今年はエントリーが109名を数えるなど出場者も増加の傾向にある。また今年は韓国、ベトナムからトッププレイヤー5名が参戦し、ハイレベルかつ華やかな大会となった。

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会場となった『ビリヤード小林』


30点ゲームのシングルトーナメントというスリリングなフォーマットで争われた今大会で見事優勝を果たしたのは、昨年の全日本選手権者で2014年MVPも獲得した新井達雄。シード選手としてベスト16からのスタートなった新井は、緒戦で関東のトップアマ、三戸雅之との戦いを30-27で制すると、ベスト8では萩原孝昌を30-18、準決勝では鈴木剛を30-22で下して決勝へ勝ち進んだ。

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準優勝のチョ・ゼホ


その新井と決勝を戦うこととなったのは、韓国ランキング2位、世界ランキングでも7位につける韓国トップの一角であるチョ・ゼホ(趙在浩)。チョは8日の大会初日、肥田緒里恵との緒戦を13キュー・30-15とすると、その後もハイアベレージのゲームを連発してベスト8までの4試合でのアベレージは2.105。さらに趙は、梅田竜二との準決勝も18キュー・30-27で制して決勝に進出した。

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ファイナルは日韓トップ対決に


来日経験も豊富で日本にもファンの多いチョと、長きに渡って日本を牽引し続ける新井。大勢のギャラリーが見守る中で始まった決勝戦は、それに相応しい白熱した展開となったが、新井が要所を締める戦いで22キュー・30-23として、今大会5年振り、3度目のタイトル獲得となった。なお、新井は先月のアジア選手権に続き、今月の26日〜3月1日(木〜日)にドイツ・フィアゼンで開催される『スリークッション世界選手権国別対抗戦』に、田名部徳之とともに日本代表として出場することとなっている。

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大会ベスト4。左から3位タイ・梅田、準優勝・チョ、優勝・新井、3位タイ・鈴木


写真提供/JPBF