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過去のニュース(2015年)

2015.01.21 その他

強豪アマ、研鑽と親睦の集い

関西六府県対抗から

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会場は高井田ビリヤード(大阪)


日本アマチュアポケットビリヤード連盟(JAPA)は、NBA(公益社団法人日本ビリヤード協会)に属し、アマチュア競技としての発展に寄与する団体。『名人戦』や『球聖戦』、『全日本アマチュアPB選手権大会(通称:アマローテ)』、『マスターズ』といった伝統ある格式高いトーナメントそ主催・運営していることでも知られる。

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今回は6府県から全42名の選手が集まった


JAPAには各都道府県に支部が置かれ、この県単位の集まりは『クラブ』と呼ばれている。北は北海道アマチュアポケットビリヤード連盟(HPBA)にはじまり、南は昨年の『全日本都道府県対抗PB選手権大会(都道府県対抗)』覇者である沖縄ポケットビリヤードクラブ(ONPC)まで、基本月例の活動を行っている。

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各チームに1名ずつ女子枠が設けられている


また地域によっては活発に他県との交流を『対抗戦』という形で行い、月例会がその予選を兼ねているケースも少なくない。特に連盟発祥の地ともいわれる関西圏では、一年間に10回の対抗戦が組まれていて、その中の1つが日本中から集まって日本一を決める都道府県対抗だ。真剣に競技として取り組む者にとって、他県の猛者たちと頻繁にキューを交えることができることは、確実に上達を早めている。また同じ競技愛好家として交流を深める機会としても力を発揮している。

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種目はローテーション


そんな関西の対抗戦。今年1回目の活動は1月18日(日)に『高井田ビリヤード(大阪)』において、関西の全チームが集う『六府県対抗』の形式で開催。この他では2県もしくは3県程度の対抗戦が多い。ただし規模に関わらず、昭和にさかのぼって『第○回』と数えられているのは重んじる歴史を感じさせる。この日の各県代表7名、総勢42名全員が所属クラブのベストを纏って集合する姿は、さしずめミニ都道府県対抗といったところ。ちなみに会員が多いクラブでは、この対抗戦へ出ることも非常にハードルが高く、例会で上位に残るため日々練習に励む選手も多いという。

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親しい仲の真剣勝負


雰囲気は引き締まった練習会、といった適温のもので、試合のように勝敗にこだわり過ぎず、しかしライバルに負けたくないという思いが静かに激突。全体的にスピーディーな進行であるのは、そうした意識が活動を通じて共有されているからだと感じた。結果、優勝したのは京都ローテーションクラブ(KRC)で、準優勝にはホスト県(持ち回りの運営)である兵庫ローテーションクラブ(HRC)が付けた。またこの六府県対抗は年末と年始の二回開かれており、大阪ローテーションクラブ(ORC)の村上泰辰選手が2回連続となるMVP(最優秀選手賞)に輝いた。

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MVPは大阪の村上泰辰選手


ポケットビリヤードに趣味として携わり、技術向上に意欲を持つ人であれば、入会すれば大きな収穫が得られることだろう。入会の基準や活動内容などは県ごとに差があるようなので、まずは地元のクラブ事務局に尋ねてみるのがよさそうだ。

※現在の連絡窓口は『本部』および『事務局』の2箇所となっています。多くのクラブは『体験入会』の機会を設けているので、正統派な競技ビリヤードに触れるチャンスを逃さずに。

追ってfacebookから当日の画像をアップする予定です。公開まで今しばらくお待ちください。
Akira TAKATA