第14回ジャパンオープン
会場は東京都荒川区『スヌーカークラブ』
11月16日(日)の午前9時より、東京都荒川区・『スヌーカークラブ』にて、国内スヌーカーのビッグタイトル『第14回ジャパンオープン』の12名による決勝シングルトーナメントが開催される。
前回優勝はジャパニーズドラゴン・福田豊選手
出場選手の内訳は、先月末から11月9日までの間に各地で行われた地区予選勝ち抜いた9名と前回優勝者の福田豊選手、JSAランキングトップの栗本高雄選手、スポンサーシードの水下広之選手(JPBAプロ)の3名だ。地区代表はそれぞれ、北海道地区代表・須藤圭一選手、関東甲信地区代表・笹田敦史選手、醍醐秀明選手、中村哲選手、佐竹祐一郎選手、東海北陸地区代表・神箸渓心選手、近畿地区代表・長谷修次選手、松村浩史選手、井上敦貴選手となっている。
過去ジャパンオープン2度優勝の栗本選手
前回大会は、一時プレイヤーとしての活動を休んでいた福田選手が3大会ぶりに復帰し、決勝日の全ての試合をホワイトウォッシュ(ストレート勝ち)で見事に自身の優勝回数記録を伸ばすことに成功していた。
希望の星、14歳の中学生・神箸選手
過去13回の優勝者の名前を見てみると福田選手の7連覇を含む8回優勝が最多で、今回は欠場するタイ修行中の桑田哲也選手(桑田選手は神箸選手と共に11月18日[火]〜29日[土]にインドで開催されるIBSF World Snooker Championshipに参戦する)が3回、栗本選手の2回と、3人がそのタイトルを分け合ってきた。今回はその一角が不在のため、新チャンピオンの誕生にも期待がかかる。
全日本選手権者・水下選手はプロの肩書きを背負い出場
中でも注目は14歳の神箸選手。父はポケットビリヤードのプロとして名を馳せる神箸久貴プロで、父からの指導はもちろん、桑田選手がいるスヌーカー先進国・タイへ修行の旅を何度も繰り返し、現地のコーチらのレッスンを受けて実力を伸ばし続ける有望株だ。今年の『全日本選手権』準優勝や『全日本6レッドスヌーカー選手権』優勝も記憶に新しい。
一部プレイヤー間では「ササリバン」のあだ名でも親しまれる笹田選手
笹田選手も桑田選手の元を度々訪れ、熱心に修練に励んでいる選手で、現日本のエース格の桑田選手が「センスは自分よりも上」と認める存在。最近はコンスタントに結果も出しており要注目だ。また、ポケットビリヤードのプロとして活動しながら、スヌーカーにも取り組む全日本選手権者・水下選手が、ポケットビリヤードの『全日本選手権』を直前に控えた状態で、どのようなパフォーマンスを披露できるかも気になるところ。
果たして、今回新チャンピオンの誕生はあるのだろうか、それとも福田選手、栗本選手が記録を伸ばすのだろうか。ぜひとも、会場でその瞬間を目撃してほしい。
会場:スヌーカークラブ
大会日時:11月16日(日) 9時00スタート
住所:東京都荒川区東尾久4-13-9 司ビル2階
アクセス:日暮里舎人ライナー「赤土小学校前駅」から徒歩5分、京浜東北線・山手線「田端駅」から徒歩15分
ホームページ: www.snookerclub.net