第13回全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会
昨年は長崎にて開催された今大会、今年は和歌山
明日から2日間(10月25〜26日)にわたって、和歌山市の県立体育館・特設会場においてアマチュアの総合大会が開催される。
和歌山といえば都道府県対抗を思い浮かべる人も多いかもしれないが、今年は既に沖縄県チームの優勝で幕を下ろしており、明日から始まるのは、『全国アマチュアビリヤード都道府県選手権大会』だ。
昨年のスリークッション優勝は東京の北浦昭博(左)
これはスリークッションも同時開催されるという点で、アマチュアトーナメント界でもっとも大きな大会と捉えることもできる。ポケットの部はA級、B級、L級の3クラスあり、計4つのカテゴリに分かれて、全国から集まった代表選手たちが競い合う。
過去の記録をポケットA級の部ででなぞると、他の大会には見かける○連覇といった記録はなく、本大会を2回以上制した選手はまだいない。また歴代12人の中で後にプロ転向を果たしたのは初代王者の西嶋大策を含めて計2名と少ない。
東京の持永隼史、ポケットA級での連覇はなるか?
昨年は東京の持永隼史、一昨年は沖縄の玉城薫、さらにさかのぼれば、山口の椿眞貴人、神奈川の小川徳郎、(当時)島根の和田敏幸、千葉の醍醐雅人と、2002年にスタートしたこの大会は『都道府県選手権大会』の名にふさわしく、全国各地から名のある名手を優勝者として輩出している。
なお女子の部では昨年の長崎大会において、熊本の渡辺佐和子が、ポケットでは初となる2度目の大会制覇を果たしている。今年は男子ポケットでも2度目の優勝で最多記録を樹立するのか? はたまた新チャンピオンが誕生するのか? このあたりが見どころとなりそうだ。
大会のレポートは当Web CUE'Sから、写真はfacebookから順次アップしていくので、ぜひチェックしていただきたい。また決勝戦の模様はCBNTでも後日放送予定となっているので、こちらもお楽しみに。
Akira TAKATA