2014女子ナインボール世界選手権
昨年の年間MVP、今年も既に4勝の河原千尋
10月12日(日)より中国・桂林にて『女子ナインボール世界選手権』が開催される。JPBAからは15日(水)よりスタートするステージ2から梶谷景美、河原千尋、栗林美幸、野内麻聖美の4名の選手が参戦する。中国・瀋陽で行われた昨年の大会では梶谷、河原の2名が日本人最高位となる9位タイの結果を残している。
国内戦では4勝、2月に行われた『Amway eSpring Women's World 9-Ball Open』では5位タイに入っている河原。現在は台湾にて練習を積みつつ、国内戦の時に日本に帰国する生活をしている。昨年の女子MVPプレイヤーは更なるレべルアップを続けており、今大会での世界タイトル獲りも非常に現実味のある未来ではないだろうか。
いよいよ今年1勝目を手にして勢いに乗ってきた梶谷景美
梶谷も実績は十分な上、9月に行われた『第21回関東レディースオープン』で準優勝、『第14回東海レディースグランプリ』では今年初優勝を果たし、完全に上り調子に入っている。6月の『チャイナオープン』でも5位タイに入っており、河原とともに日本勢でタイトルに最も近い選手だ。
栗林美幸が遂に世界戦に復帰
今年は国内戦で2勝を上げていよいよ世界戦線にも復帰する栗林、厳しいステージ1での戦いを勝ち抜いた経験のある野内にももちろん大いに期待がかかる。今回参戦する4名はいずれも世界一を狙うのに十分なことができる実力を備えた選手達だ。明日より開催される『第28回北陸オープン』から続けての参戦となるハードな日程だが、それも彼女達のタフさを鑑みればまったく問題にはならないだろう。
野内麻聖美、今年はステージ2からの参戦となる
昨年の優勝者で現在WPAランキング1位の韓雨(中国)をはじめとしたワールドスター達を相手に日本勢はどのような結果を残すのであろうか。世界の舞台での日本女子4名の戦いがいよいよ来週始まる。