第30回関東オープン&第22回関東レディースオープン
決勝会場となるのは東京都港区『バグース六本木』
9月6〜7日(土・日)に東日本ランキングポイント対象試合(G3)の『第30回関東オープン』、そして『第22回関東レディースオープン(G3)』が開催される。会場は東京都港区の『バグース六本木』だ(6日の男子予選は渋谷区『CUE』、豊島区『ビリヤード・ロサ』で行われる)。
『兵庫オープン』優勝の栗林達が今大会の優勝候補の筆頭か
男子の試合はテンボール、勝者ブレイク、9ゲーム先取となっている。予選からシングル・イリミネーションで、決勝日はベスト16からスタートとなる。東日本の選手は昨週の『兵庫オープン』から来週の『東海グランプリ』までの3週連続トーナメントの第2週目だ。年間ランキングの行方も大きく左右するこの3週間、はたしてどの選手が抜け出してくるのだろうか。
昨年の優勝者・土方隼斗が今年2勝目を狙う
昨年の大会では優勝者の土方隼斗が公式戦4連勝の3勝目を手にしている。今年は1月の『関西オープン』以来、優勝がないだけに2年連続の年間MVPに向けてそろそろのもう1勝が欲しいところだ。その他にも兵庫の優勝者・栗林達や羅立文に赤狩山幸男など強豪選手がひしめく東日本。今年の限られてきた残りの試合を占う重要な試合となりそうだ。
そして女子の方のフォーマットはナインボール、勝者ブレイク、スリーポイントルール採用となっている。予選は6ゲーム先取のダブル・イリミネーション、決勝トーナメント(ベスト16より)は7ゲーム先取だ。7日の決勝日はベスト8よりスタート。
今年3勝で栗林美幸の一歩先行く河原千尋
ビリヤードファンとしては、今年のツートップである河原千尋と栗林美幸のどちらが結果を残すのか、あるいはその2名を誰が止めるのかという点に注目が集まるだろう。今年の国内では呉芷婷(台湾)が優勝した『ジャパンオープン』以外の試合で優勝を独占してきた河原と栗林が今大会の最右翼ということで間違いないだろう。
ジャパンオープファイナリスト・李佳も参戦予定!
しかしながら、2人に続いてポイントランキングで3位に付ける夕川景子、現在4位の日本の女王・梶谷景美がそう簡単に優勝を許すはずもない。また、昨年の優勝者である野内麻聖美も控えている。さらには今年のジャパンオープン準優勝者・李佳も参戦予定だ。エントリーリストにはその他プロ・アマともに実力者の名前がずらりと並ぶ。果たして今年の優勝者の座に座るのは誰になるのであろうか。
観戦料は予選が無料、決勝日は1,000円となっている(Q-CLUB会員は2日間を通して観戦無料)。トップ選手が覇を競うこの関東オープン、しかも男女同じ会場で観戦することができる。決勝日の会場は地下鉄日比谷線六本木駅より徒歩3分、地下鉄都営大江戸線六本木駅より徒歩5分。アクセスも簡便だ。男子は11時より、女子は13時よりスタートが予定されている。今週末はビリヤード観戦へ。