3会場で29名の通過者決定
ショーでは川端プロ、栗林プロが活躍
今年で12回目を数える『兵庫オープン』が、JPBA公式戦(グレードはG2)となった今回は総勢193人の参加者を迎えて幕を開けた。先ほど3会場(ニッケパークタウン特設、クエッション、サリーズクラブ)で行われた予選が全て終了して明日の決勝日の役者が出揃った。
予選会場のクエッションでも熱戦が繰り広げられた
日本中からトッププロが集結する中、ニッケパークタウンではこの日も兵庫オープン恒例のトリックショットショーが催され、お馴染みとなった川端聡、栗林達の両プロが妙技を披露して、足を止める買い物客たちを沸かせていた。
そしてこちらもお馴染みとなった『はばタン』(兵庫県のマスコットキャラクター)が会場に登場すると、子供たちは大喜びで駆け寄り、保護者たちは急いで携帯電話を取り出して写真に収めていた。またビリヤードをする我が子の写真を撮りながら「カッコイイ!」と興奮した様子の声も上がっていて、例年を上回るビリヤードに対する食い付きの良さも感じさせた。
『はばタン』の存在が会場をさらに賑やかに
更に体験コーナーは一たび子供たちがキューを握ると、通りがかった子供が引き寄せられるように続々と列を成して、飽きることなくビリヤードを楽しんでいた。指導に当たったのは川端プロを筆頭に、レッスンを得意とする吉岡正登プロ達も参加。そして毎年子供の受け入れに奮闘する『兵庫ローテーションクラブ』のメンバーも、手慣れた様子で子供達に手ほどきを行った。
4年前にキューをプレゼントされて以来、毎年兵庫オープンを訪れている家族がこの日も来場し、成長した子供達が今年も夢中でテーブルに向かっていた。明日も来場されるとのこと。
栗林プロは試合でもしっかり29名の中に入る
そしていよいよ明日は決勝日。今日と同様にビリヤードの普及イベントにも力を入れつつ、その横でトッププレイヤー達が激しく火花を散らせること間違いなし。朝10時30分からベスト32の回転がスタートする。日本のトップランカーが加古川市に全員集合。お近くの方はぜひ会場に足を運んで開放感あふれる特設会場をぜひ体感していただきたい。
ベスト32進出の選手は以下の通り
前年優勝シード 竹中寛
スポンサーシード 川端聡
JPBAランキングシード 土方隼斗
◆以下通過者
赤狩山幸男、栗林達、羅立文、大井直幸
田中雅明、吉岡正登、小山久博、浦岡隆志
福本宇太郎、杉原匡、山川英樹、桐山裕嗣
野田匡則、浜田翔介、高橋邦彦、北谷好宏
北田哲也、有田秀彰、東條紘典、嶋野聖大
照屋勝司、高野智央、原口俊行、清川正士
丹羽示之、鶴原学、井上浩平、西尾祐
倉内秀介