第1回日本学生ナインボール選手権大会
明日8月10日(日)、東京都渋谷区『CUE』にて『第1回日本学生ナインボール選手権大会』が開催となる。今大会はジュニアプレイヤー達の目標となる大会を創設し、若いプレイヤー達の育成・レベルアップを目的に設置された。
会場は渋谷『CUE』(写真は『ジャパンオープン』予選日のもの)
競技はナインボールで、小・中学生の部(3ゲーム先取)、高校生の部(4ゲーム先取)、大学生男子の部(5ゲーム先取)、大学生女子の部(4ゲーム先取)という4部門が設置されている。予選がダブル・イリミネーション、ベスト8よりシングル・イリミネーションというフォーマットだ。
日本ジュニア界の大注目プレイヤーの1人、神箸渓心
今、ジュニア界の注目度は上昇しつつある。現在台湾で開催中の『アジアジュニア選手権』に参戦している神箸渓心は5月25日(日)の『第13回全日本スヌーカー選手権大会』準優勝に続いて、7月20日(日)に開催された『第3回全日本6-redスヌーカー選手権』優勝で13歳にして全日本スヌーカータイトルを獲得。
神箸同様、世界に挑戦中の平口結貴
同じくアジアジュニア選手権に参戦中の女子高生プレイヤー・平口結貴は今年の『女流球聖戦』、『アマナイン』で結果を残した女子トップアマに全く引けをとらない実力を持ったプレイヤーだ。平口については最新『CUE'S9月号』でもピックアップしているのでぜひご覧頂きたい。台湾にいるために今大会には神箸、平口は参戦できないが、彼らを中心に現在のジュニア界がさらに盛り上がることを期待したい。
今大会の創設がその一助となってくれるのではないだろうか。これまで公式戦に出ていなくとも実力のあるジュニアプレイヤー達もいるはずだ。神箸らに続くような選手の出現もビリヤードファンとしては期待したいところ。未来のビリヤード界のプレイヤー育成のためにも重要な第1回大会は、明日開催だ。