2014 ジャパンオープン女子初日終了
会場『CUE』(東京都渋谷区)
7月20日(日)、東京都渋谷区『CUE』にて『第27回ジャパンオープン』の女子ナインボール初日が行われ、決勝日に残る8名が決定した。メンバーは下記の通り。
野内麻聖美
夕川景子
呉芷婷(台湾)
工藤孝代
李佳
和泉早衣子(アマ)
Hsieh Yo-Wen(台湾)
Li Pei-Rong(台湾)
最終戦では米田理沙(アマ)とのヒルヒルマッチを制す
国内最大のオープン戦ということもありアマチュア選手も多く参戦し、総勢77名のプレイヤーが一堂に会したこの日、プロ・アマそれぞれが持てるスキルと魂の入ったプレーを披露し、各テーブルで混戦のデッドヒートが繰り広げられた。
77名からベスト32に絞るための予選はダブル・イリミネーションで争われ、勝ち残ったメンバーは、台湾勢からは4名、アマチュア9名、残り19名がJPBAプロという構成となった。
河原千尋を倒して勝ち名乗りを挙げた李佳
初日はここからシングルトーナメントに突入。今季好調、シーズン2勝を挙げている栗林美幸が、中島美秀の前に敗れ去った。そして、シーズン3勝の河原千尋は、本日の最終のベスト16で李佳に5-8で敗れる。これで男子に続き、昨年の優勝者が決勝日を前に姿を消すことになった。曽根恭子もベスト32で藤井寛美に涙を飲んだ。
また、工藤孝代はベスト16で梶谷景美を下して決勝日の『ニューピアホール』特設会場(東京都港区)入りを決めた。近年の女子トップ集団をリードしてきた4名が勝ち上がれない厳しさは、大会のレベルの高さの表れとも言えるだろう。
梶谷を倒した工藤。明日は和泉(アマ)と初戦で激突
近年の女子の第一線を走ってきた選手の中では唯一、夕川景子はベスト16でトップアマの一人・米田理沙を8-7で下して8強に名を連ねている。
アマチュアからは和泉早衣子が、中島美秀とのヒルヒルマッチを制してベスト8に名乗りを挙げた。溝口清美を下してベスト8入りを決めた呉を筆頭に、台湾勢は3名が勝ち残っている。
やはり強い呉
明日の対戦は下記の通り。果たして、今年の栄冠は誰の手に!?
Li, Pei Rong vs 呉芷婷
工藤孝代 vs 和泉早衣子
野内麻聖美 vs 李佳
Hsieh Yo-Wen vs 夕川景子