世界国別対抗チーム戦
あの世界戦が2年振りに開催!
7月28日(月)より開催される『世界国別対抗チーム戦』の日本からの参加者が先日発表となった。JPBAから出場するのは、大井直幸、田中雅明、土方隼斗、河原千尋の4名だ。日本のランキングトップの実力者達が揃って参加する。
土方、大井は今年3つ目の海外戦だ
この大会では中国・北京の会場に31カ国から32チーム(中国から2チーム)が集まり、国別のチーム戦で争われる。柯秉逸や張榮麟といった選手を擁する台湾チームが優勝した2年前の前回大会では大井、赤狩山幸男、栗林達、河原が参加して世界2位となっている。今回大会も日本勢の活躍に大いに期待したい。
中国・北京での前回大会の試合会場
このチーム戦、どのような試合かというとエイトボール(男子シングルス&男子ダブルス)、ナインボール(男子シングルス&女子シングルス)、テンボール(男子シングルス&男女ダブルス)の勝利数を争うものだ。28日(月)から30日(水)のラウンドロビンで16チームに絞られ、31日(木)から8月2日(土)に決勝のシングルトーナメントが行われる。
決勝で3-3となった場合は、フット側短クッションから1ポイントのセンターに置かれた8番ボールをヘッドスポットから撞き、先に2点の差をつけて6点以上得点した方が勝利するというシュートアウト対決で勝敗が決せられる。前回大会ではベスト8でエフレン・レイズ、フランシスコ・ブスタマンテなどを擁するフィリピンチームにこのシュートアウト対決で日本チーム勝利するというドラマもあった。
現在台湾で練習を積んでいる河原
日本からの参加選手達は今年の『男子ナインボール選手権』や『アムウェイオープン』、『チャイナオープン』に出場するなど、海外戦の経験も非常に豊富だ。今回大会もワールドクラスの選手達が大勢出場してくるであろうが、日本ポケットビリヤード界のレベルの高さを世界に見せ付けてくれることだろう。