ビリヤードウェブキューズは『CUE'S』誌が運営する総合情報サイトです

第7回球神サマーカップ

試合会場は『セスパ東大宮店』

6月29日(日)、埼玉県上尾市の『セスパ東大宮店』にて『第7回球神サマーカップ』が開催された。この大会はBクラス以下のアマチュアプレイヤーが対象の試合となっている。今週末の『東日本グランプリ第5戦』や『ジャパンオープン』などプロの試合が多数控えているなかで、アマチュアの世界も日々多数のプレイヤーが試合に参加し、盛り上がりを見せている。今回は74名のプレイヤーが集まり、朝からとても賑やかな大会となった。

朝からたくさんの選手が集まった

フォーマットは予選がダブル・イリミネーション、決勝がシングルトーナメントとなっており、B・LAクラス4ゲーム先取、C・LBクラス3ゲーム先取、ビギナー・LCクラス2ゲーム先取のナインボールハンデ戦だ。出場者はBクラスが最も多かったが、Cクラスのプレイヤーも多数参加していた。ハンデも手伝って、予選を突破するC・LBクラスのプレイヤーも続出する大会となった。

出場選手に話を聞いてみると、普段からこのセスパ大宮店をホームとしてプレーする選手の他にも、県外からきたというプレイヤーも多数参加しており、今大会がBクラス層の間で大きな大会の一つとして認知されている様子が分かる。大会中はUstreamでの配信も行われていた。

出場者の2割程度が女性プレイヤーだった

これほどの人数が集まる大きな試合ともなると普段の練習のモチベーションにも繋がり、また初めて会うプレイヤーとの交流も生まれる。台の周囲にはプロのゲームと同様のピリピリとした雰囲気が漂っていたが、そこを離れれば球仲間との交流がある和やかな場となっていた。プレイヤー達にとってはこうした交流も大会出場、そしてビリヤード自体の楽しみの一つであるようだ。

優勝の李世遠選手

試合の結果はと言うと、会場の中で一番の長身の李世遠選手(ホットスポット)が決勝戦で宮沢仁美選手(ビリヤード斉藤)を4-0で破り、見事に優勝した。李選手は優勝賞品のNEWART商品券10万円分を手にした。

準優勝・宮沢仁美選手

『球神』は3ヶ月に一度この『セスパ東大宮店』にて開催されている。詳細な日にちなどはまだ未定だが次回は9月の開催が予定されている。トーナメントで力試しをしたいビリヤードプレイヤーは、ぜひ参加を検討してみてはいかがだろうか。

また、今回はこれほどの人数が集まる大会で様々なBクラスプレイヤー達にアンケートなど様々な取材も行ってきた。その結果や取材の内容については『CUE'S9月号』(8月4日発売)の誌面で詳しく伝える予定だ。

表彰写真提供/セスパ東大宮店