東京5大学のサークルがプロを招いてレッスン！
合同練習会には5大学のサークルから20名が参加した
6月1日（日）、東京都新宿区の『プール＆ダーツ ステラ』を会場に、東京の5大学でインカレビリヤードサークルとして活動する学生達が、初めての試みとなる『サークル合同練習会』を開催した。
会場となった『Billiard & Darts STELLA』
合同練習会は日頃の活動だけでなく、プロプレイヤーから本格的にビリヤードのレッスンを受ける事でメンバーの技術向上を図るのはもちろん、サークル間の交流と連携も深めていきながら、大学生活の中でのビリヤードをより充実したものにしていこうと企画されたもの。
この日『プール＆ダーツ ステラ』に集まったのは、東京大学『撞友会』、早稲田大学『Crescent』、上智大学『Q's』、明治大学『3.7.w』、東洋大学『撞球会』のメンバー総勢20名。講師にはJPBA所属の平林英里子、香川貴俊の2名のプロが招かれた。
平林英里子プロが初級者のレッスンを担当
朝10時から3時間の予定でスタートした練習会は、初級者と中〜上級者に分かれ、平林プロが初級クラス、香川プロが中〜上級クラスを担当。まず初球クラスでは、『ビリヤード検定』の課題配置を使ったショットレッスン、中〜上級クラスでは、ボウラードゲームを使った実践的なレッスンが行われた。その後は参加者全員がプロとキューを交えるチャレンジマッチ形式の練習、さらには特別ゲストの湯山功プロが参加者に驚きのキュー切れを披露するなど、終了時刻となるまで会場内は常に活気に溢れていた。
香川貴俊プロは中〜上級者に対して実践的な内容を盛り込みながらのレッスン
参加した学生達は「プロに教わったり、一緒に撞くのは初めて。ちょっと緊張したけど楽しかったです」「とても勉強になりました。これからも続けてレッスンを受けてみたいです」など、サークル単位での活動とはまた違ったビリヤードを十分に楽しんだ様子であった。
今回の練習会を起ち上げた笹原悠馬さん（東京大学『撞友会』）
「やっぱり若い子達にはもっとビリヤードをプレーしてもらいたいし、彼ら頑張ってるからね」という会場オーナーの理解と厚意、さらには各サークルのOB達の支援などもあって実現したこの練習会。「多くの方に協力を頂いて実現することができました。練習会については定期的に開催して、もっと多くのメンバーが参加出来るようにしていきたいですね」。企画を起ち上げた笹原悠馬さん（東京大学『撞友会』）によれば、この練習会を含め、ビリヤードを中心に充実した学生生活を過ごしていくための活動を継続的に行っていくとのことだ。
なお現在、本誌や『Web CUE'S』でも、大学ビリヤードサークルの活動を応援していくために、各地のビリヤードサークル情報を募集中。ぜひともCUE'S編集部(
cues@bab.co.jp)まで情報をお寄せ下さい。質問などでもOKなので、気軽にどうぞ。
